織機を自宅に移して、もう2ヶ月。
やっと織機の調整です。
ジャガードのスイッチを、ちょっと怖々入れてみる。
グーンだか、ゴーンだか、2ヶ月ぶりに聞く自分の織機の機械音。
そんなに悪い音ではないみたい。
さっそく、機(はた)に座って、織機の調整。
織機を解体→引っ越し→組み立てる、という大がかりな引っ越しだったので
ジャガードに狂いが出るのは仕方ないことです。
以前から気になっていた箇所も含め
この機会に全部すっきり直すつもりで総チェック。
まだ少し気になる所はあるけれど
頭を抱えるほどではないようで、一安心。
さんざん織り手を悩ませてくれた織機だったけど
久しぶりに働く喜びからか、ずいぶん丸く、優しくなったみたい。
織機が優しいと、織り手は嬉しい。
試し織りをしながら機の調整をし
50センチほど織ったところで、ひとまず終了。
お盆の間に、一本織り上げる予定だったんですけれど
染めた緯糸(よこいと)の色が気になり、本番に入るのを躊躇っています。
柄を出す紋紙の準備もあるので、帯の本番に入るのは、お盆過ぎになりそうです。
新しく織る帯は、山!なんです。
どんな帯になるんだろう。
どんな山ができるんだろう。
その後、またどんな山にしようかな・・・。
つくる私も楽しみです。