グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

今日もトンボ

2009年06月18日 23時12分58秒 | 自然観察
昨日に引き続きトンボ。しつこいですか、そうですか。

職場のトンボ池で見られたトンボたち

ナツアカネ

アキアカネとともに代表的な赤とんぼ。でも、まだ赤くはありません。
ナツアカネとアキアカネは、とてもよく似ていて分かりにくいですね。
見分け方はこちら→ 赤とんぼの見分け方/ようこそトンボ写真館へ

今日もアジアイトトンボがたくさん見られました。


イトトンボの仲間はその名のとおり細いからだが特徴ですが、その中でもアジアイトトンボは小型です。草の間をフワフワと飛ぶ姿は弱々しく見えますが、これでもやはり肉食です。小さなユスリカなどを捕まえて食べます。



未熟のメスはきれいなオレンジ色


ギンヤンマ


複眼をドアップに


そして横顔

今日のトンボ

2009年06月17日 22時06分27秒 | 自然観察
ミヤマカワトンボ

「ミヤマ(深山)」という名前が付いていますが、山地の渓流だけでなく、平野部でも見ることができます。この個体は敷島公園で見つけました。
カワトンボ仲間の中では最大の大きさ。

羽化したてのシオカラトンボ




アジアイトトンボ

こちらも羽化間もない個体のようです。





豊葦原瑞穂の国、日本はトンボ王国。
日本に生息するトンボの種類数は世界的にみて例外的とも言えるほど豊かです。
日本には200種近いトンボが生息していますが、同じ温帯の島国であるイギリスには34種のみ。さらに米国フロリダ州の140種をもしのぎます。
これは、水田を中心とする伝統的な農業が水辺の生態系を守ってきたからです。
しかし、近年、農業の“近代化”によって、豊かな生態系は急速に衰えてきています。
生産効率を向上させることは、もちろん必要なことだと思いますが、それ一辺倒ではなく、伝統的農業が持つ生物多様性保全などの公益的機能を大いに評価する農業施策も必要ではないでしょうか?
とんぼのめがねをかけて身の回りを眺めていると、そんなことを思います。


                            

職場に小さなアオダイショウが出没。それを見た女性職員が悲鳴を上げたので、S氏がひょいと捕まえ、少し離れた場所で解放しました。

神流川でアユ釣り (上野村)

2009年06月16日 21時25分58秒 | 釣り
今日は神流川でアユ釣り。場所は上野村です。



アユ釣りと言っても、プライベートの釣行では、ありません。水産試験場が水産総合研究センターと共同で行っているアユの釣獲状況と底質・藻類などの河川環境との関係についての調査です。

釣り好きな方からは、「仕事で釣りができるなんてイイねぇ」なんて、よく言われるのですが、実際はそうでもないんですよ。
調査担当者から、指定された区間(しかも狭い範囲)、指定された時間で釣らなければなりません。
すぐ近くに、どんなによさそうなポイントが空いていても、そこが調査範囲外だと移るわけにはいきません。
天候や水の状況が悪くて、こんな状況じゃ釣れないよねぇと思っても、調査なので途中で止めるわけにはいかず・・・。
逆に、入れ掛かり中でも、時間が来ればピタッと終了です。
仕事の釣りは意外とストレスが多いんです・・・ (^^;)

今日釣れた神流川のアユ


精悍な顔つき


大きなものは全長約20㎝。

この時期に、このサイズが釣れると嬉しいですね。

神流川は水がきれいで、アユもとっても美味しいんです。私が知る限りでは、ここのアユが一番です。(正直な話、長良川の郡上アユより美味しいです)
だから、私はプライベート釣行でも、神流川に入ることが多いです。

今シーズンは、まだプライベートでアユ釣りをしていません。行きたくてうずうずしています(^^)

上野村漁業協同組合

上州名物 おみたまんじゅう (高崎市神戸町)

2009年06月15日 21時22分33秒 | 美味しい和菓子・まんじゅう
本州一の小麦の産地である群馬県には粉食文化が根付いておりまして、美味しいまんじゅうがたくさんあります。
昔ながらのまんじゅうは、炭酸(重曹)を使った炭酸まんじゅうと糀を使った酒まんじゅうに大きく分けられます。

高崎市神戸町、県道29号線鳥井沢交差点にあるおみたまんじゅう

今さら私が説明するまでもない酒まんじゅうの有名店です。

商品は1個50円!の酒まんじゅうのみ
10個、20個とまとめ買いする人が多いですが、1個から買えます。ご安心を(^^)
と言いつつ、私は10個。。。 (^^;)


まんじゅうをまとめて経木に乗せ、緑色の薄い包装紙で包むだけの懐かしい感じの簡易包装。
個包装されていないので、生地が固くなりやすいのが唯一の弱点。
かわせみさんつぶさんもブログに書かれていますが、購入後速やかに食べるのがです。



酒まんじゅう独特の風味のある生地に包まれたしっとりこし餡。お薦めのまんじゅうです(^^)

通常は月曜定休ですが、夏季と冬季にはしばらくお休みになるのでご注意下さい。

おみたまんじゅう
 高崎市高崎市神戸町397-3

ぐんま昆虫の森 初夏のフィールド

2009年06月14日 21時12分32秒 | ぐんま昆虫の森
昨日の午後は、ぐんま昆虫の森



虫を探しながらフィールド散策

雑木林の樹液酒場が賑やかになってきました。
コクワガタ
スジクワガタ



(2009/7/11追記)
最初、コクワガタと書きましたが、スジクワガタの誤りです。ご指摘頂いたコバさま、ありがとうございます。
スジクワガタは、コクワガタと大あごの形が明らかに違います。
メスと小型のオスの上翅に縦すじがみられることが名前の由来ですが、大型オスではスジはみられません。

コクワガタ


ノコギリクワガタ


スミナガシ


コムラサキ


樹液に集まる昆虫を観察する時に注意したいのはオオスズメバチ


子供の頃、カブトムシを採りに行くと、よくコイツがいました。スズメバチは怖いけど、クワガタやカブトムシを採りたい・・・。その葛藤の中でスズメバチへの対処法を学びました。カブトムシ採りの経験豊富な元昆虫少年の皆さんは、スズメバチとの距離のとり方ややり過ごし方は分かっているので大丈夫でしょうが、まぁ、近づかないに越したことはないですよね(^^;)


シロコブゾウムシ(死んだふり中・・・)

クズやハリエンジュ(ニセアカシア)などマメ科植物を食べます。
とっても臆病な性格で、少しでも危険を感じるとその場から転がり落ちて、死んだふりをします。

雑木林の掃除屋さんオオヒラタシデムシ

交尾中

ニホンカナヘビ

林縁の草むらでよく見かけます。日本固有種。
主に虫を食べています。

水辺で見つけたトンボたち
ハラビロトンボ 未熟♂

前額が鮮やかな青色です。

シオカラトンボ


真っ赤かのショウジョウトンボ




池の上で激しいなわばり争いをしていました。太めの赤唐辛子の空中戦は迫力満点でしたよ (^^)



クロイトトンボ




普通にどこでも見られるイトトンボ。名前のとおり全体的に黒っぽく、腹部の先の青色が目立ちます。



かやぶき民家の桑畑


桑の実

群馬では桑の実のことを「どどめ」と呼びます。
摘んで食べてみました。甘くて美味しぃ~ (^^)

雑木林や林縁の植物など
ニガイチゴ

実(小核)が苦いので苦苺という名前が付いていますが、果肉は甘くて美味しいです。

アカショウマ


ヤマアジサイ


オカトラノオ


正体不明のキノコ



ぐんま昆虫の森

スタンプカードでオリジナルグッズプレゼント ぐんま昆虫の森

今宵もホタル

2009年06月13日 23時59分25秒 | ホタル
昨夜に引き続いて、今夜も前橋市南橘地区にあるゲンジボタル発生地へ。
妻からは、「また行くの~?」と呆れられ、次女も「今日は見たいTVがあるから・・・」
そんなわけで、今夜は一人で出撃!
ゲンジボタルの時期は短いですから、見られる時に見ておかないとね。





今夜は、昨夜よりも舞っている光の数が多いぞ!
と喜んでいたのもつかの間
ベストタイムの9時過ぎに、無情のにわか雨・・・
残念

田んぼ

2009年06月13日 23時02分18秒 | 季節の便り
今日、我が家の周辺では、あちらこちらで田植えの光景が見られました。


日本で灌漑用の水路を伴う水田による稲作が始まったのは、約2,400年前といわれています。以来、営々と現在まで、「田んぼ」という農業形態は続いてきました。
田んぼは、人の手によって創り出された湿地。田んぼとため池、用水路のネットワークは、多くに生き物に生活や繁殖の場を提供し、日本の豊かな生態系を形作っていました。



昭和40年代以降、農業の形態が激変し、田んぼの生物多様性保全機能は弱体化してしまいましたが、田んぼに水が張られると賑やかなカエルの声が聞かれるようになります。
また、里地・里山の豊かな自然を回復させようという取り組みは全国各地で行われているようです。そのためには伝統的農業・里山システムの復活が必須だと思いますが、難しい問題がたくさんあります。環境省と農水省が上手く連携して、良い施策を打ち出して欲しいものです。

早苗


早苗といえば、サナエトンボ。
昨日、職場で羽化したばかりのコオニヤンマを見つけました。


コオニヤンマは“ヤンマ”という名前が付いていますが、ヤンマ科ではなくサナエトンボ科です。姿は似ていますが、止まり方は違います。

コオニヤンマの抜け殻

前橋市南橘地区のゲンジボタル

2009年06月12日 23時58分23秒 | ホタル
このところホタル観賞日和に恵まれませんでしたが、今日は気温が高く、風弱し。絶好のホタル日和。
次女を連れて前橋市南橘地区のゲンジボタル発生地へ。

8時頃に現地に到着。ゲンジボタルが発生する水路の回りでチラホラと飛んでいましたが、9時をまわった頃から、飛び交う光が増えてきました。



この場所は10年程前から地元の方々によって保護活動が行われています。
今夜は自治会長さんと行き会いましたが、最近清水の湧水量が減少していることを心配されていました。すぐ近くでは、大規模な道路建設工事も予定されており、ホタルの将来が気になります。



ここは、地元の人以外はほとんど訪れないので、人が少なくのんびりとホタルを見られるのが魅力なんですが、今夜は網でホタルを捕まえていた子供と携帯を見ながらおしゃべりしていたその子供の親に閉口・・・ (9時前に帰ってくれたのは幸いでした)

ソースフライ丼 あづま養魚場 (東吾妻町箱島)

2009年06月11日 23時13分17秒 | 美味しいぐんま
今日は仕事で東吾妻町に行ったので、昼食は東吾妻町箱島にあるあづま養魚場へ。

日本名水百選の一つ“箱島湧水”への入り口にあるあづま養魚場では、美味しい川魚料理が楽しめます。
名前で分かるとおり、養殖場直営の食事処。釣り堀も併設されています。

ぐんまの最高級虹鱒ギンヒカリを使った本格的な川魚料理も食べられますが、手軽なランチにお薦めなのはソースフライ丼


一見、ソースカツ丼のように見えますが、カツに見えるのは大型ニジマスの切り身のフライ。

ニジマスなので、カツよりもあっさり。
骨も取ってあるので、子供にも人気のメニューです。

ギンヒカリのスモークも人気だそうです。


あづま養魚場のすぐそばには、ホタルの名所として有名な箱島ホタルの里があり、6月中旬ころからゲンジボタルの乱舞を見ることができます。
あづま養魚場では通常は夜の営業はしていませんが、ホタルの時期には夜8時頃まで営業時間を延長しています。
(注意:平日は夕方5時くらいまでに予約の電話をしておいた方が安心)
あづま養魚場で夕食をとり、その後、ホタル観賞というのがお薦めコース。

あづま養魚場


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今日は日が射したので、とてもきれいなアオハダトンボを見ることができました。

オスの閉じた翅は黒く見えますが


翅を広げると青藍色に輝きます




メス


次世代に伝えていかなければならない水辺の宝石です。

キセキレイの子育て

2009年06月10日 20時28分39秒 | バードウォッチング
私の職場は、私のいる前橋市敷島町の他にも2カ所の勤務地があります。そのうちの一つに勤務しているIさんからニュースが飛び込んできました。

物置の棚にキセキレイが巣を作った!
ヒナも生まれて、親鳥が忙しそうにエサを運んでいるよ!

私も是非実物を見てみたいのですが、Iさんから動画ファイルを頂いたので、YouTube
にupしました。



かわいいですね(^^)

キセキレイは、ハクセキレイ、セグロセキレイなどと同じく、水辺で見られる小鳥ですが、この3種のセキレイの中では、一番水辺が好きなようです。
チチン、チチンと金属的な声で鳴きます。