ハリーズ・ロー 裏通り法律弁護士事務所  夢は歌に乗せて

2013-05-03 19:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ペイントンがハリ―に助けを求めてきた。
 いつも裁判でやりあっている関係だが、彼が夢を見たというのだ。

 子どもの頃から理想の家があり、その中に入って行ったら理想通りのリビングがあった。そして寝室に入ると、理想通りに美女が寝ていた。こういう女性と結婚したいと思っていた。シーツもパリパリ。まさに理想通りだった。


 しかしそれが、まずかった。これが本当に夢ならよかったのだが、彼は、真実は知らない人の家に入り、知らない人の妻が眠っている寝室に入っていたのだ。
 それで、通報されて捕まってしまったと、いうわけだ。

 住居不法侵入に問われた。

 キレちゃったのよ。ハリ―は言った。以前も裁判で負けてその場で、突然服を抜きだし、法廷侮辱罪にしてくれ~と言って追い出された前歴の持ち主だ。

 そこへ、今回のもう1人の依頼日人、ナンシー・ジョーンズが来る。息子のブライアン・ジョーンズが死刑になりそうだ。しかし無罪だという。
 自白と友だちのジェイソンの証言で有罪にされた。しかし、それは警察の言う通り話しただけ、ジェイソンもそうだったらしい。

 そのあと、裁判で負け、1度上訴した。しかし、いつまで待ってもその返事が来ない。

 無料奉仕で雇える若い弁護士(日本で言う国選弁護士)だったが、なにも言わずアリゾナに移っていた。郵便局員はその通り、事務所に書類を届けたが、そのときは既にその弁護士がいなかったため、裁判所に送り返されることになり、そのまま放置となった。その手紙には上訴は棄却と書かれていたらしい。

 母・ナンシーはあの子は無罪だという。

 ハリ―はその話を聞き、こんな小さな事務所で扱える事件ではない。
 ナンシーはここは誠実だって聞いてきた。戦ってもらいたいの。私の息子のためにというが…。

 
 マルコムとジェナが揉めている。私が白人だから?ジェナの言い分はそうだ。違うというが、ジェナは納得しない。
 そして家族同然のハリ―の前のキスをしてと言いだす。
 それは…マルコムにはかなりきつい条件だった。

 担当したアダムは元事務所の同僚の元恋人のレイチェルに助けてくれという。ロースクール時代に大きな事件を扱いたいって話しただろうと彼女を説得しようとする。
 しかし、死刑は1か月以内と決まっている。

 息子は罪のは人殺しらしい。酒を飲んでいて、記憶が曖昧のようだ。銃を持っていたという証言もあったが…それを証言したジェイソンも警察から言いくるめられそう証言しただけだという。

 しかし裁判所では却下だ。上訴できる最終期限が切れてしまっている、それが理由だ。
 手違いがあったと訴えても、それは考慮してもらえない。
 期限を放棄してほしい。アダムは訴える。手違いがあり、過ぎてしまったのだ。郵便係がいれば努鳴りつける。でもそれ以上はどうにもできない。
 判事は、あなたの弁護人が死刑になるのは、人を殺したからだ。
 
 連邦裁判所で戦うぞというと、判事は、そこで、ここで私が言おうとしているのと同じ返事を聞きなさいという。
 
 ハリ―はペイントンのことで戦っていた。検事に、女性には触っていない。神経衰弱であり、混乱していた。彼は混乱して迷いこんだ。温情を持って対処すべきだ。 

 ペイントンは、何故入ったか判らないという。あそこは私の給料で買えない家。私の給料ではもらえないような美人な妻。今日は私の給料で買えない高級スーツを借りてきた。
 何のために働いてるんだ?髪の毛が抜けるために働いてるのか?

 また彼は服を抜きだし、法廷から追い出される。
 
 キレちゃったのね、としかいいようがない。

 ハリ―は、すぐに釈放はされないが、これで心神耗弱は通るかもしれないと言った。
 ペイストンは、呟くように言い出した。
 前はこうじゃなかった。
 「タックベイビー」と学生の頃に呼ばれていた。あの頃とは別人だ。
 

 ハリ―は言った。私は60過ぎて人生が好転した。特許法弁護士から犯罪者相手の弁護士に転身したのだ。
 あなたは50歳?だったら、まだ可能性がある。

 ペイストンは、言い出した。私のやりたいことは歌だ。笑わせたい。

 ハリ―は、その訴えた女性と話せれば、訴えを却下してもらえるかもしれないという。
 
 キムの元へとアダムとレイチェルが行く。そのとき世間話で、レイチェルが婚約?3日前と初めて知る。それに驚き、アダムはあとでメールさえくれなかったじゃないか。
 かつて2人は付き合っていた。アダムは友だちでいたいと言ったのも嘘じゃない、友だちで妥協するということだ。
 レイチェルは、あなたには言うつもりだったが、あなたがこれで訪ねてきたから、いいそびれたという。
 アダムの質問にプロポーズはレイチェルからしたという。

 アダムは何故か爆発していた。
 君も僕のようにみじめでいてほしい。僕のように家に帰って泣いてほしい。
 この仕事が終わったらしばらく離れよう。

 なかなか勝手な理由だが、恋を失ったものの真理としてはそんなものだろう。

 ジェナが辞表を出す。ハリ―は自分の問題より他人の問題を聞かされることの方が大変なのよ。
 恋愛を職場に持ち込むからこうなるのと、ジェナに言った。
 
 例の派手弁護士。トミージェファーソンがパーティーに行こうとハリ―を誘う。
 それにハリーは毒舌を聞かせて、私とパーティーに行くことよりひどいことはいっぱいあるわよ。3つあげて。
 君が一緒なら話し相手がいて楽しいからとトミーは気にしていない。
 
 キムは、上訴を棄却されたブライアン・ジョーンズは、2人の男を撃った。暴行の前科もある。。なにがあっても有罪じゃないと起訴しない。犯人だ。
 
 
 アダムは無実の背景を持って望む。事務上の手違いに思えても大変なことだ。ブライアンに君のスーツを用意しておくと伝える。
 
 ジェナはアダムに言う。付き合い始めにこういうことをいつもしてしまう。両親も離婚してるし、不安なのだ。
 私、イカれてる。イカれてると思うよ。イカれてるのは好きだ。ちょっと無理してる?ちょとね。キスとキスを交わす。そこへたまたまハリーが通りかかる。
 人生ってどうにかなるものね。
 黙ってドレスを選べと言った。

 アダムはこれは、ハリ―の前でキスしたことにカウントしないよな。だって、偶然だったから…マルコムの立場は職場だから、かなりまずい。

 ハリ―は、校庭で被害女性を相手にペイントンはベッドに座ってただけなのよ。
 温情を持った解決を願っている。本来の被害者のあなたに対して、そこにいたのが凶暴な男だったのか、助けを求める病人だったのか。それを考えてほしいという。
 
 ブライアンの件で、アダムは未開封の手紙の場合、裁判所は確認するべきだという。
 これからはちゃんと配慮するという判事に、今オハイオ州で上訴されてる件は多い。アメリカの司法制度にずっとかかわりたければ、死刑を選ぶしかない。
 裁判が続けば、犯人の家族は悲しい思いを引きづる。アダムはブライアンの家族も悲しんでいると返す。
 
 そして、もしブライアンが無罪だったら?彼は有罪じゃない。遺族を長く苦しめる理由は間違いが起きないためだ。今回はそうだ。それが司法制度じゃないのか?
 前は無料奉仕についた弁護士だった。無能な落ち度が重なった。それでも彼を殺す?それはできないでしょ。

 加重住所侵入罪、ハリ―はプレストンの件はこれで行こうと思っていた。これなら執行猶予はつく。もう服も脱がず、人の家にも入らないでと釘を刺す。
 
 連邦最高裁に申し立てをしましょうという、レイチェル。まだ終わってない。戦い続けるのが私たちの仕事だ。
 アダムをもっと愛してるとレイチェル。けれど…2人は何かがかみ合わないのかもしれない。

 パーティーの日が来た。たいがいの弁護士が来るパーティーだ。ハリ―はこういうものが嫌いだ。しかし、トミーに引きづり出された。
 大好きな曲だとペイストンが歌わせてほしいという。
 パーティーの席のせいかのか、あちこちでキスが交わされている。ハリ―はなんだか面白くない。なんなのよ、みんなキスばっかりしてとこぼす。
 ジェナもマルコムとくよくよしてるかと思えば、いちゃいちゃしてる。
 裁判は苦情の論理で決まるもの。
 でもどんなにひどくても特許法よりましよ。
 ここを初めた日。いい弁護士事務所になると思った? 

 どこかでハリーは今に満足していた。
 

九尾狐(クミホ)伝~愛と哀しみの母~ 第9話

2013-05-03 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ユンは台の上に乗るヨニから肝臓を取り出すことができず、雨の中に飛び出す。そしてヨニの同じ年同じ月同じ日同じ時間に産まれたヨニの肝臓がなければ、助けられない実の娘のチョオクの名を叫んでいた。

 ジョンギュはその間に占い師の洞窟でヨニを見つけ、目を開けてくれというが、ヨニは目を覚まさない。
 その内、後ろから忍び寄っていたオに頭を殴られ、倒れる。

 下働きの女がユンを見つけ、秘法は終わりましたか?と聞く。
 まだだと答えると、雨で橋が壊れて遅くなりました。奥様が、秘法の前にこれを開けるようにと、と包みを渡した。
 洞窟に戻り、それを開けたユンはチョオクのことを思い出す。これは…チョオクが好きだった、砂糖菓子だ。

 雨の中、やっと洞窟に辿りつく、クサンテク、しかしそこには布をかけられ横たわっている人のようなものがある。そっとその布をめくっていく。

 ユンは、これで最期にヨニの機嫌を取れでもいうのか、チョオクのために恐れるなという妻の言葉なのか、判らないまま、ついに包丁を振りおろす。

 布をそっとめくっていたクサンテクはその瞬間、何かを感じた。そして洞窟をヨニの名前を呼び名がら飛び出す。

 ユンはヨニを何度も刺しヨニを真っ赤な血で染め上げた。

 2人の家臣が出てきて、あとは私がやりますと言い、壺に肝臓を詰めた。そしてヨニの死体を棺に入れると、穴を掘り始める。

 ユンが壺を持ち、帰ろうとしている所へクサンテクが行き合わせる。そして血だけの服、血の付いた手を見、ヨニを見なかったと聞いていたのが…何故、血が付いているのですか?と問う。

 その血は何ですか、その壺の中身はなんですか?

 何故邪魔をする。今までヨニを助けてやったのに、それでもクサンテクは聞かず壺の奪い合いになり、壺が2人の間で落ちて割れる。

 そこにあるものをクサンテクは見るが、ユンがすぐに拾い上げ、着物の袖にくるんでしまう。

 ユンに押され倒れ込んだが、ユンが来た北方向へ走ったクサンテクは埋められようとしている棺を見つけ、る。無理やり、穴に入れられようとしている棺を開けると、そこにはヨニがいる。目を覚まして。身体をゆすり、身体を確かめ、悲鳴を上げる。

 棺を埋めようとしていた男はクサンテクを止めようとするが、チョヌが男を止める。クサンテクは怒りのあまり九尾狐に変身し、折れじゃないという男を爪で殺す。

 同じく正体を見てしまったチョヌを殺そうと首を絞めるが、チョヌはあなたに殺されるなら本望です。自分がもっと急いでいれば、湖であなたのその姿を見て迷わなければ救えた。どうぞ、殺してくれと言われ、正体を知っていたのか、行けという、気が変わらぬうちに行けと言い、自分は、棺の中のヨニに、私の娘…と声をかけ、その身体を抱きあげおぶり、夜の森に消えた。

 クサンテクは、木に寄りかかり、ヨニを抱き締める。目をあげて。声をかけても何の反応もない。
 クサンテクの裾から尻尾が出てきて、口からは青い玉が出てきて。

 それをヨニの口元に運び、飲みこんでというが、もうヨニの口は動かない。そして落ちた玉は壊れ、小さな光になって空に昇ってしまった。


 家に帰りついたユンは妻の出迎えを受ける。そして青い布に包まれたものを妻に渡す。
 ご苦労様でした。これで助かります、という妻に、ユンは呆けたような顔で、腹が減ったという。
 驚く妻に、腹が減った、食事の用意を…と言い、奥に消える。


 子どもといえど1度はわが子として育てようとした子を殺したのだ。こっちも正気が保てるものではないだろう。
 その壮絶な現場にいなかった。夫人は。別にしても…。

 母はかーゼで蓋をされた、銀のプラスチックの上に置かれたものをガーゼを取ってそっと見る。
 ユンはむさぼるように飯を食べていた。
 母は、箸で一切れ取って、チョオクの口元に運んだ。

 飯が終わり、食い散らかしたあとが残る膳を机ごと召使いが片づけた。

 そこへ妻が来て、チョオクが目を覚ましたという。

 あとで、

 どうしました?

 疲れた、しばらく横になる。

 ユンはある家の前にいた。そこでヨニに会った。九尾狐になっていたヨニに恨み事を言われ、何度も何度もめった刺しにされた―――。
 しかしそこで、目が覚める。チョオクが元気な顔で父を起こしていた。

 その姿を見て、これでよかったんだ、とユンは思う。

 しかし、家の使用人の中ではあれは獣の…じゃないのかという話が静かに伝わっていた。

 食卓の席、チョオクは今までの病が嘘のようによく食べ元気だった。

 あれはトラだったの?チョオクは無邪気に聞いた。薬がなにか知りたがったのだ。
 
 ああ、父は苦しく答える。

 凄い、安奈強いトラを父さんが捕まえたの。

 そして、ヨニはどこ?と言い出す。

 挨拶もしないなんて失礼だわと言いだす。

 さすがにユンは話が聞いていられなくなり、箸を起き、その場を立つ。チョオクにはたくさん食べろ、その言葉は忘れなかった。

 母は、チョオクにヨニの話はしないように言った。
 ヨニがお父さんに何かしたの?だったら躾け直してやらなきゃ、といきり立つのを止めた。知らぬが仏とはこのことだろう。
 母は、いなくなったの。母親を探しに行ったの。ヨニの話はしないでと言い含める。

 オから、使用人の間に、よからぬ噂が広まっているという話をユンは聞く。私から注意するというオに、私がしようとユンがいう。

 しかし、ユンは1人を選んで、仕置きを加えた。それを使用人全員に見せ、いい加減なことをいうな。なにも知らない癖にと火であぶった鉄を身体に押し付けた。

 ここまでされるのを見れば、誰も何も言えないだろう。

 ユンにとって子どもを1人殺しているのだから、外へ出ればただでは済まない。まして、その肝臓をわが子に食べされていたとすれば、尋常な話ではない。

 一緒に住んでいるキーセンも息子に強く言い聞かせていた。
 「ヨ」から始まる話はするな。

 それくらい、家の中は厳戒状態になった。

 そしてクサンテクが見つかっていないことから、見つけたら殺せと、オに言った。

 占い師が再びユン家を訪れ、あの子のものは髪の毛1本残さず焼いてしまえと言った。でなければ、災いが起きる、と。

 ジョンギュはやっと目を覚ました。無茶なことを、森で倒れていたのを見つけられたのだ。そして、ヨニは?と聞くので、再び占い師の所へ行くが、そこには役所の死体処理係が殺されていた。
 祈祷に何故、死体処理係がいるんだ?代官は疑問に持つが、死体処理係の身体に猛獣の毛がついていたことから、ジョンギュもかつてみて見たことがある、ヨニの九尾狐の身体のことを思い出し、ヨニは生きていると父、代官に告げる。

 代官は探せと命令を出した。

 クサンテクは、ヨニを背負い、あばら屋に来ていた。そこにヨニの描いた自分の絵があることに驚く、来ていたのね。
 それを知らず、怪我をしたユンを、ここへ一人でやってしまった。だからヨニは捕まって…クサンテクが嘆きだしたとき、矢が飛んできた。 

 クサンテクは逃げようとするが、刀を振るって襲ってくる。それを後ろからチョヌが切った。
 逃げてくれと言い、外へ出るが、そこにもユンが雇ったであろう奴らが2人待ち構えていて、チョヌは矢で射ぬかれえる。

 しかしどうにか2人を退治した。

 クサンテクは穴を素手で掘り、そこにヨニを横たえた。そして自分も横になり、私は針で、ヨニは糸、一緒に行きましょうと眠りにつくが、目が覚めたとき、ヨニは土に埋められていた。

 クサンテクが屋敷に帰ると、祭りのような賑やかさだ。

 そしてユンの所へは代官が訪ねてきて、ヨニの血で染まった死に装束を彼に祝いだと贈った。
 代官に問い詰められ、では天に恥じることは1つもないか。
 ありません。
 もうユンはそういうしかない。

 チョオクの母の所へはクサンテクが戻ったと下女が知らせていた。

 クサンテクはかつてヨニと使わせてもらっていた部屋が殻になり、なにもかも燃えた跡があるのを見つめていた。

 ヨニはどこへ行った?代官が聞くのに、山に行ったまま戻らない。
 戻らないのに宴か?母親はどうした?
 聞くそばからクサンテクが現れた。死人のように茫然としている。
 そしてユンを見つけると、頭からやかんに入った酒をかけ、獣より劣る男、お前を信じていたのかと思うと死にたくなるが、悔しくて死ねない。お前を先に殺してると襟元掴んでわめき散らす。

 妻が飛んできて、クサンテクをつまみだすように言った。代官は一部始終を見て、にやりと笑った。
 放りだされた、クサンテクは偶然、チョオクと会った。
 何故、お前が生きているの?
 無礼者というが、
 自分が丸々と太って、お前がなにを食べて治ったか判ってるの?
 してってるわよ。捕まえたトラの肝臓よ。
 お前の薬は効かなかった。もう出ていってとチョオクがいう。トラの肝臓と思ってなければこっちも真実を知ったら、止めて死ぬだろうな。

 クサンテクはチョオクの母の言いつけで蔵に閉じ込められ、帰るかと思った代官は、あの女に会いたいと言い出した。
 代官はクサンテクに血の付いた衣装を渡す。
 お前の娘の縫ったものだ。娘はどうした?さっき言ったでしょ。
 誰かに殺されたと?それを言ったらどうなるの?
 国宝に従い、裁くという。ユンは側にいながらうつむいていた。だから言え、しかし、クサンテクは言わない。縄で縛られ、山に連れていかれた。ユンはクサンテクを始末しろと言った。
 しかし、馬が走ってくる音を聞きつけ、役人を振り切って逃げた。

 馬で追いかけてきたユンに襲いかかったクサンテクは、引き渡すと思った。あの代官だってお前と同じ。

 泣き叫ぶあの子を殺したときはどうだったの?
 肝臓を取りだしたときはどうだったの?
 自分の娘の口にヨニの肝臓をいれたときはどうだったの?
 ヨニの肝臓を食べた口であの子が笑うとき、どう思ったの?

 ユンの家臣が来て、ユンを助ける。矢で胸の辺りにあたった、クサンテクにユンは刀を振り上げた。
 しかし、それでも逃げ出す、クサンテクはをユンは追った。

 崖へ追い詰めた。

 剣を抜くユン。追い詰められたクサンテクには、ヨニの歌う子守唄が聞こえた。一緒に口づさぶうちにクサンテクは、自ら崖下に身を躍らせた。


名探偵コナン 第7シーズン  バレンタインの真実(事件編)

2013-05-03 12:30:00 | 日記風
 バレンタインが近いと騒いでいる少年探偵団。
 灰原は、アルカポネが1921年に2月14日に起きたブラックバレンタインもある(敵対するモラン一家を並べて銃殺した日)だと可愛げのない事を言う。
 蘭は園子はスイート山荘へ父の毛利小五郎とコナンと共に出かけた。

 園子はスイート山荘でチョコレートを作ると恋が成就ので有名なところだという。

 一緒に泊まっているのは二垣(にがき)というルポライターとその恋人の亜子、友だちの美果だ。

 二垣は日本狼が出ると言うので、それを調べている。
 他にも捕まえようとしてる人間はいる。

 山荘の女将は恋の成就は昔の話で、今はもののけがでるとさっぱりだという。
 死体が発見されるとその側にチョコレートが置かれている。
 
 驚く蘭と園子に、雪女の仕業とか、単に野生の動物がバックをあさって、荷物からチョコレートが出ただけだろうと説明する。

 4年前、女将の主人は雪崩に遭って、10日に飼い犬のさぶろうに見つけられた。そのとき行方不明になった亜子の兄は発見されなかった。
 それもあって、毎年、亜子と美果は来てるらしい。
 今は2人がチョコレート作りをしている。仕上げは女将がする。

 蘭たちはチョコレート作りをするが、吹雪いてきた。二垣の心配をし、探しに行くが見つからない。小五郎も明るいうちに探した方がいいと言い。みんなでもう1度探しに行く。
 そのとき一発の銃声がした。同じ山荘に泊まって板倉が撃ったものらしい。
 
 コナンは、二垣が木にもたれかかって死んでいるのを発見する。その膝にはチョコレートがあった。

 小五郎も見つけ、そばに太い棒が落ちていることから、これは殺人だという。遺体が凍っている。犯人の足跡も消えている。
 顔の血が途中で途切れている。

 推理を並べ立てる小五郎に、他の止まり客の男が、あんた警察でもないのに…というのに、名探偵の小五郎だと判ると、一同が、驚く。
 サングラスをしている所を見るとまだ明るいうちに…と小五郎の推理がズレてきたので、コナンが、
 あれ、サングラスがズレてるよ、レンズは外れて片方は落ちている、と助け舟を出すと、じゃ、犯人の偽装工作?と女性達が築く。

 そして二垣が膝に乗せて死んでいるのは今日、亜子が作ったばかりのものだ。

 警察に連絡したいが、麓でトンネルが埋まり来られないらしい。もちろん、ラン達も帰れない。

 しかし、何故、犯人はサングラスをかけ直し、今日作ったばかりのチョコレートを膝に乗せたんだ?

 コナンは推理をめぐらす。