やっぱりジョンベネ殺害事件の真実って

2013-05-20 22:14:48 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 アフロディーティ・ジョーンズが出た時からやっぱりなと思ったんだ。
 米国で作った検証番組を短くして放送してた。

 見られなかった方、2時間バージョンで、本国で放送された物が書かれてます。

 興味があれば、ご参考に。


 http://blog.goo.ne.jp/h_inagiku5/e/675e0f3369ab1bdd48ba6dbf1cdca8a4

 1部当時メモを取っていなかったので、補足を。

 事件2か月半後「犯人はお前だ」と言ったのは、地方検事のアレックス・ハンター。
 FBIの仕掛けでやったらしい。

 1年半ダクラスと名乗る者からメールが送られてきたのは、コロラド大のマイケル・トレイシー

 その会見を見て右手で左腹を撃ったのは、マイケル・ヘルゴス
 彼はスタンガンと、ジョンベネの自宅にあったメーカーと同じ靴を持っていた。同じ靴あとが残せた人物だった。

 ヒストリーチャンネルかな、あっちで放送してるものをCSで流してるですが、最近、やたら、このジョンベネ事件を再放送してる。
 放送できる者の数が限られてるせいかも知れない。

 全く同じものを日本で放送できないから。 

 ちょっと、前書いたものが醜い形で出るかもしれませんが…。お許しを。

キャッスル4  君と永遠に

2013-05-20 19:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 キャッスルの娘、アレクシスは飛び級で大学を受けたが、落ちる。恋人のあとを追いたかった。挫折がないだけにそのショックは大きい。
 相棒のNY警察のケイト・ケベックからは誰でも通る道と言われるが、こちらは父親として、やはり免疫がないらしい。
 
 事件が起きる。ただ問題がある。
 死体ないのだ。でも死に至る出血量はある。誰かが殺されたことは確かだ。

 死体がない限り、死因も捜査も、なにもできない。もちろん被害者の名前も判らない。

 証言としては、
 朝7時に白いバンが去っていった。靴あと(しかしカバーがかぶせられている)は2人分。銃声はAM6:40にした。
 高級バックを持っていた。被害者は男性である。ブランドバックが置いてあった後があり、そのブランドを置いているのは、この街では2つだけだ。
 
 優しいゲイツ警部はこれで捜査をしろと言う。
 NYの400万人の女性が除外できるとキャッスルは励ましてくれるが、そのキャッスルを後押ししてくれている市長にも任期があるとゲイツ警部は脅してくれる。

 今まで被害者の名前が判らないという事件、遺体がない事件というのはあったが、これだけないないづくしの捜査はケイト・ケベックにも経験がない。

 父親が消えて血痕があったとか…何らかの犯罪の痕跡があるはずだ。
 
 ただ、車のタイヤ後から近くの倉庫に登録されてることが判る。
 現場にエコノラインの3台の車のタイヤ跡があった。
 その1つが近くの倉庫に登録されていることが、ライアンとエスポジートの調べで判った。
 
 倉庫へ出かけていくが、そこは異様だ。まるでSFの世界だなとキャッスルがいうが、大きなカプセルがたくさん置いてあるだけだ。そして部屋は冷えている。ガラスの部分をぬぐってみると、そこにあるのは…死体。
 どこもかしこも死体…。奥へ行くと学者たちのような人間がいる。
 彼らからここがどこかを知る。

 被害者の名前はレスター・ハミルトン。生物学者で延命の研究をしていた。


 ディド・ウイリアム。契約を交わすと正脈と一情報を確認して遺体を回収しに行き、カプセルに入れ、不死の時代が来るまで顧客の遺体を保存するという契約を結んでいる会社らしい。身体に薬剤を埋め込み老化を止めている。
人体の保護はゾンガ医師がしていた。死後15分で駆けつける。
 早くしないと脳が死ぬ。彼らはそうして、顧客と冷凍保存の約束をしていた。

 アンブロシア計画。
  
 会社は、ここは私有地で契約の無効を訴えればNY市警を訴えるという。それで他の顧客はどう思うと思うかと責めてみるが、延命が大事だ会社側は譲らない。

  
 情報目的の殺人かもしれない。
 とにかく遺体を警察に欲しいと言うが、ダメだ。妻、ローランに会うが、深く愛し合っていたから永遠にいようと夫と約束した。目覚めれば、老化しない細胞を作る。もしカプセルから出したら、ハミルトンは死んでしまう。いえ、もう死んでいるんです。ローランとケイトはその繰り返しになる。

 地方検事は介入できない。令状がなければ死体は引き取れない。

 ゲイツ警部が地方裁判所に裁判を起こすと言っても、ディド・ウイリアムは蘇生の可能性があるから遺体は返せないという。
 最後は身体だけなら渡してもいいと折れる。頭部はダメだ。頭部があれば、身体は蘇生できるからだ。

 ハミルトンの検死が始まる。財布は残り、2発撃たれている。Tシャツのあとから大きな口径の銃で撃たれていると判った。


 6:30、ダイナーでハミルトンはランドルフという男と10分近く口論していた。
 ランドルフはヌードで儲けた男で、出資者だった。

 しかし、ハミルトンはネットで研究を公開するつもりだった。今日がその予定だった。

 ランドルフに疑いがかかる。主演女優に襲われたから銃の許可書もある。
 そして、ネットに公開しないよう禁止命令を出して、ネットで公開できなくなっていた。

 延命と言っても10年だ。

 ケイトとキャッスルはランドルフを聴取する。

 先月人体実験の許可を出したが、それがアウトでランドルフは10万ドルがパーになっていた。
 ランドルフは今朝45口径の銃を発砲している。

 本人は鳩がうるさかったら鳩を撃ったという。

 許可なしで人体実験をした可能性もあると、検死官のラニがいう。

 違法な実験の被験者はどこから調達したと?
 ホームレスの可能性もある。


 他に狙う人物ががいたのか?
 同僚は20年大学で働き研究を続けていたという。

 ハミルトンのPCが破壊されていた。ライアンが調べてくる。
 鳩の死体をエスポジートが見つけた。
 ハミルトンは38口径で撃たれた。 
 ランドルフは無実だ。 


 キャッスルの娘、アレクシスはかなり落ち込んでいる。今までもらったトロフィーもごみとして捨てようとしている。ほとんどは参加賞だが、中にはフランス語の検定のようなものでもらった物もある。

 キャッスルとしてはどうてやりようもない。

 PCを壊したのはエディ・ペックと指紋が一致した。ハミルトンの生徒だ。
 エディの父は大手製薬会社で役員をしている。父親のために研究のデータ―欲しさにを盗もうとしたのか?聴取を取られるが、彼はスージーという同級生に夢中になり、生物学でFを取ってしまった。
 それではまずいので書き替えようとしてやったという。でもパスワードが判らず、うまくいずPCを壁に投げつけた。

 しかしライアン達の調べでは、エディはAを取っている。
 
 彼は、そのあともハミルトンをつけ、直接頼もうとした。
 しかし、彼が怪しげなホテルから出てくるのを見たら、その口止め料として、Aにしてもらったという。

 ライアン、エスポジートはそのホテルに行くが、ホテルの支配人らしい女性は、24号室の客は清掃もない、入らないことと言っていたらしい。

 部屋に入ると、ビニールで部屋が無菌室状態になっていた。彼はここで人体実験をしていたのかもしれない。
 手術道具はすべて整っていた。
 

 しかしラニの検死で腕に入れる薬剤がないという。頭部をいじった後もある。

 被験者は、ハミルトン自身だったんじゃないか?という考えが出る。
 そうなると、どうしても頭部が必要になる。

 カプセルを保管しているワイス博士に令状が出る。ハミルトンが自分の頭部の手術をできるはずがないから、誰か協力者がいたはずだ。

 しかし、倉庫にはハミルトンの頭部はない。妻はカンカンだ。同僚のボイドも心配している、
 しかし、あなたたちは捜査を妨害し続けてる。遺体を動かすのも犯罪だとケイトは怒る。
 妻もワイスも強盗の捜査をしてくれという。
 
 調べた結果、同僚のボイド博士の家に急行すると、頭部の入ったカプセルを持って部屋の非常階段から逃げ出す。
 追いかけるケイトとキャッスル。

 しかし、ボイド博士は足を持つらせ、頭部入りのカプセルを落とす。

 おっと

 ちょうど、その下にはゴミ収集車がいる。

 ケイトが追うあと、キャッスルはジャンプしてゴミ収集車の上に飛び降りる。そして、ハミルトンの頭部を無事手に入れた。

 ボイドはハミルトンを救おうとした。延命と違う。1か月くらい前から頭痛があった。
 ハミルトンは脳腫瘍だったのだ。余命は数カ月。スージ4のグリフラ脳腫瘍だ。
これが知しれれば、出資者も失う。ボイドも仕事を失う。

 君と一緒に、動機はこれだった。

 MRIの検査をしたら期せずして脳が守られていた。しかし、このまま放っておいたら、ハミルトンの頭部はその内、脳腫瘍に破壊されただろうという。

 
 アレクシスがキャッスルに突然聞く。何故、出版の却下の手紙をいつまでも額に入れているの?
 キャッスルはあれが自分の励みになったという。20社から断られ、その度それを見て。頑張った。 
 諦めたときが失敗だ。アレクシスは父の言葉に何かを感じたようだ。(私も凄い感じる)
 
 ハミルトン夫人は再び聴取を受けていた。直したPCの中に冷凍保存の契約解除を望む書類があったという。
 夫人は驚く。

 ハミルトンは脳の限界まで研究することを望んでいたのでは?それをあなたは反対した。

 ハミルトンの消えたバックは家にあった。
 バックは夫人が贈ったものでどうしてもそのままにしておけなかった。何日か前、夜寝る支度をしていてハミルトンは意識を失った。

 ハミルトン夫人は2人の未来を守りたかった。それが私たちの夢だったから。

 あれも奥さんの愛かしら?
 冷凍保存の会社の社長の所へ誰かが亡くなった合図が入った。
 場所を確かめると、ケイト、キャッスル、社長のいるNY市警が場所だと判った。

 夫人は、青酸カリを飲み、写真と2人の指輪を持って取調室で倒れていた。

 社長は、遺体を渡してもらえるかという。もちろん。

 その姿を見ながら、ケイトは呟いた。

 きっとハッピーエンドよね。
 キャッスルは答えた。そうさ、愛にハッピーエンドはつきものだ。 





 すいませんが、吹き替えを作っていただけませんか?FOXに直訴したい。凄い台詞も説明も長いし、外国人の名前は見ても1度で覚えられない。内容も入り組んでるのに、それを見ながら打ちこんでいくのは大変すぎる。

 狂うわよ。別に私はPCを早く打つ必要がないんだから。

 直訴したーーーい。

塀の中の自由~タリバンの女性刑務所~

2013-05-20 17:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 女性刑務所と言っても、人を殺した、物を盗んだ、そんな理由で入るわけじゃない。

 夫の暴力から逃げたり、家族が決めた結婚を拒否したりしてだけで罪になる。
 それがタリバンの女性刑務所の実態だ。

 全体で約5000人の服役者がいるようだが、女性は40人くらい。

 刑務所と言っても、料理も洗濯も自分でする。子ども一緒だ。

 ここではスカーフをかぶる必要はあっても、ブブカ(顔を隠す頭からすっぽりかぶるもの)はいらない。

 ある女性は5人の子どもがおり、夫は殴り始めたら止まらない。自分の子どもも殴り殺した。
 それどころか近所の妻や子どもも殴る。異常だ。そこから逃げようとして他の男性の手を借りたら不倫とみなされ、15年の刑期がついたそうだ。

 しかし、家族が来て直接会うことはできる。彼女たちにとってこれは意外に重要なことだ。
 現金は彼らからもたらされる。だから、来てもらわないと困るのだ。

 しかし、いうのは、家の名前に泥を塗ったという文句らしい。

 来られるのも拷問だ。しかし、来てもらわないことには、刑務所内での生活ができない。

 またある女性は息子の家に行こうと、夫の断りなしで家を出ただけで逮捕された。
 夫は出所したら必ず殺すという。夫の許可がなく行動するとはそういう意味を持つのだ。

 むしろ、ここでの生活の方が家族と暮らしているようだ。

 ときには高く鶏肉を売りつけられたという争いもあるし、監視人もいるが、ここでの生活の方が彼女たちによっては自由だ。

 家にいるときの縛りから解放されている。

 子どもたちの声が響き、のんびりとした雰囲気だ。

 しかし入った女性達の不安は絶えない。前に出てきた夫のように出てきたら殺すというや○ざ顔負けの夫が待っていたりする。

 かといって夫との離婚は裁判所がなかなか認めず、嫁ぎたくなくても、牛やヤギと交換で15歳くらいで、下手したら10歳で嫁に出される。

 彼女たちにはどうしようもないのだ。実家にいても父親の元、自由はない。

 しかしこの国に長く根付いてきたものであり、すぐに変えられるものではない。

 世界に発信して、現状を問うことしかできない。

 歯がゆいが、そこから意識を変えていってもらうしかない。

 刑務所という束の間に楽園で、女達はどんな思いですごすんだろう。

 私には想像がつかない。

九尾狐(クミホ)伝~愛と哀しみの母~ 第14話

2013-05-20 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 チョオクの母親は探しに来る前で、九尾狐に変身し、木々の間を飛びぬけて逃げたクサンテク。
 チョオクを助けようと、青い光る玉をチョオクの口に入れ、チョオクは目覚めた。

 しかし、それはヨニではなく、チョオクそのものだった。
 気やすく触らないでとクサンテクの頬を打つチョオク。

 心臓を刺されたことで、ヨニはチョオクの身体からいなくなってしまった。

 そして自分の服が血だらけのなのを見て、まさかお前、私を殺そうとしたんじゃ…。お父さんとお母さんのところへ行かないとと逃げた。  
 その身体からが完全に鈴が落ちていた。2人の合図の鈴…。

 こんなことって、ヨニが遠くへ行ってしまった…私はどうすればいいの?絶望に打ちひしがれたクサンテクは泣くしかなかった。

 チョオクは探していた母と巡り合う。

 こちらの母は母で、わが子を心配している。クサンテクもだ。

 どちらかが子どもを失えば、どちらかが子どもを得る。酷な話だ。

 ユンとその下働きの男達がやってきて、チョオクを見つける。そして一緒にいるチョオクの母を何故、ここにいるというが、チョオクが何故、お母さんがいてはいけないの?と聞くので、それ以上言えない。
 あの女がこの子を連れていくのを見たので。
 チョオクの母親はそうかろうじて言った。

 そのとき、男達が、こちらへ来てくださいといい、そこへ行くと、気にもたれかかったクサンテクが茫然としていた。

 どうした?問いかけるユンにチョオクは、この女は私を殺そうとしたのよと父に言う。
 チョオクの母親もここぞとばかりに口に出すのが怖かったけど、この女がチョオクを刺そうとした、私も殺されかけた。このチョオクの血がなによりの証拠だと言い張った。
 そして、早く首をはねてください。このままだとチョオクが殺されかねませんとまで言った。

 クサンテクはお嬢様にはなにもしていませんと弱弱しく言う。むしろ助けたんだが…。

 ユンはどこを怪我していると言うが、身体中触っても傷などない。

 そのことに安心したのか、クサンテクは気を失った。
 ユンはクサンテクを家に運べと言ったが、いけません。チョオクの母親は必死に止めた。
 しかし、このままにしておけと言うのか、詳しいことは後で聞くというユンの言葉に逆らうすべがなかった。

 どしてもこの女を追い出せないのか。わが子を取り戻せないのか、チョオクの母としては歯がゆいところだろう。
 
 屋敷に連れ帰り、医者にクサンテクを診せるが、九尾狐に変身するクサンテクを見ているチョオクの母はもう1度医者に見させ、ユンの前で、20年医者をしているが、こんな脈は初めてで…逃げるように帰る医者に、どうなの?重い病気なの?となんとか言わせようとするが、医者はまんまと、顔相がないと言い、脈も狐か獣のような脈だと言った。

 それを目覚め聞いたクサンテクは怯えた。
 早々に立ち去る医者に、チョオクの母はまるで何も知らないように、奇妙なことです、どうしたんでしょうとユンに言った。

 眠っているクサンテクにユンが近づくと、目を開くが、その目が一瞬黄色だった。
 驚いたが、すぐに元に戻り、クサンテクは起き上がった。
 ユンは、今日は知らない人のようだ。昔話の妖怪のようでもあり…。
 妖怪ですか?

 妖怪でなく人間なら、惑わされなかったと言った。そして来なさいと抱きよせたが、お互い顔が見えない分、クサンテクの考えや、ユンの思いがお互いつかめない。
 ユンはどうするべきか迷っていた。

 元々狩りに出かけ狐に襲われ、それを弓で打った所当たっていたのが、クサンテクだった。そして、そのあとの看病をしてくれたのも彼女だった。
 どこから来たのかと聞くと、クサンという所だ。夫を疫病で亡くし流れてきたと言った。
 ユンは人を呼び、クサンへ人をやった。

 クサンテクはヨニの名を呼びうなされていると、ヨニが霊となって現れた。
 お嬢様の身体には戻ってこれないの?いいえ、呼び戻すわ。信じているとヨニはすっと消えていった。手にはヨニの鈴を握りしめていた。

 クサンテクはチョオクを見つけると、ヨニと呼びとめ、鈴を持って現れたのこれに見覚えはない?これを持っていれば思い出すわと言うが、チョオクは汚いと言って鈴を投げ捨てたた。
 娘を失ったからって大目に見てもらえると思うの?今度無礼な真似をしたら、承知しないからと言い捨て去っていく。

 占い師の所を訪ねたチョオクの母は、天は奥様に味方している。妖怪でも?今はか弱い女です。でも、満月が出るまでにやってくださいと言われる。

 チョオクの母は以前、キーセンのゲチャンがヨニのために手に入れてきた薬が猟師のものだったと聞き、もう1度手に入れさせた。そして無理やりクサンテクに飲ませた。
 何だと思う?以前ヨニが死にそうになった薬よ。

 狐の血だという。

 気分はどう?



 もうどっちが悪魔で妖怪か判らん。


 妖怪のくせに人間の振りをして…。
 一瞬でもヨニの同情したなんて…。
 お前の娘はどんな姿をしているの?
 チョオクは妖怪の肝を食べたのね。だから、こんな騒ぎになった。

 チョオクは生きて、お前はここで死ぬ。
 私に感謝してほしいわ。
 娘の所へ行きなさい。
 これで全部元に戻るでしょう。

 クサンテクは気を失った。
 そこへなんとか助けようとしていたチョヌが壁を叩く。窓を壊す。
 
 大丈夫かと呼ぶ下女たちに早く裏に回ってと告げる。裏に駆けつける下女たち。

 ここで死ぬのね。見守ってあげるわ。
 血を吐いて死ぬのね。息が止まる瞬間まで、見守ってあげるわ。



 チョオクのお母さんの方が怖ーい


 しかし天は味方した。満月が出た。チョオクの母は震え上がった。
 獣にも劣る女め。九尾狐になったクサンテクはチョオクの母に迫る。

 人間の皮をかぶって…身の程知らずめ

 一気に形成大逆転だ。

 さっきのどうした?

 すぐに心臓を刺せばよかったのに。時間稼ぎをするからだ。
 私はしない。

 しかし、子どもの声がした。
 チョオクだ。そこにいるの?入って来たチョオクに母はすぐに出なさい。お前まで危なくなるからという。事情が呑み込めないチョオクはぼぉ~としているが、普段の姿に戻ったクサンテクが母の後ろに立っていた。

 しかし、チョオクは母を救うべく、クサンテクを突き飛ばし、お母さんになにかしたの? この女を追い出して、顔を見るのも嫌なのと実に今の状況が判ってないことを平然という。

 チョオク母子は部屋を出た。
 クサンテクにしてみれば、1度わが子と思ったチョオクにそこまでいわれるのは死ぬほどつらいだろう。

 チョオク母子は部屋に入ると厳重に鍵をかけた。
 なにがあったの?
 ジョンギュ様は私をヨニと呼ぶし、その婚約者は2人でいるのを見るとわめくし。

 判っていないとは何と幸せなことだろう。

 母はお前は立った1人の娘よ。数日間誰になろうが構わない。お前を守る。約束するわ。と抱き締めたが、こちらはぽかーんというところだろう。

 ユンは代官の所へ行き、思いがけず占い師に会った。確か死んだはず…。
 占い師は生きていれば会うものです。まるで幽霊でも見る目ですなと言い去ろうとするが、振り返り鋭い一瞥をユンに投げかけ、代官様と、代官に話しかける。あの文書なら大丈夫です、という。

 こちらもぽかーんの口だ。

 しかし代官の部屋に入り、文書を目にして、あのときのことを思い出す。ヨニを殺した時、占い師にサインをさせられた文書だ。
 ユンは何の恐怖で文書だと詰め寄るが、公文書まで候補クする必要があるかとやんわり逃げられた。
 
 家に帰って来たユンは慌て、あの文書が何故代官の所にある?死者が何故生き還ると家臣のオでもついていけない内容をわめきたてたがそれを聞いた、クサンテクは代官の元へ向かった。
 そして、代官様はユン様を陥れる文書をお持ちだとか。でもそれは嘘ですね。
 あれは私が持っていますと、ひっかけてみると、あっさり代官は持っていないことをあんに認めた。確かに文書と言って机の上に置かれていたものは白紙の紙だった。
 クサンテクはユン様には言いません。でも私がいつかお願い事をしたら、叶えてくれますか?とやんわり脅しをかける。

 ユンは占い師を訪ね、あの文書は何か問い詰めるが、占い師は涼しい顔で、運命には逆らえません。お嬢様を助けたのは旦那様です。一族滅亡の危機が訪れます。

 そんな話、聞いてなかったぞというところだ。

 今度は妻(名前が判りました。ユンの妻は、ヤン夫人です)が占い師の元へやってきて、このままでは妖怪に娘を取られてしまうと訴える。
 その粉をつけると本性が現れる妙薬ですか?というので、それを出してというが、一向に動かない占い師に業を煮やし、くれなくても探しだすと、占い師の部屋をあさる。しかし、占い師本人の腰にぶら下げている袋がそうだと知ると、中からこなを出し、その一握りを占い師の顔にかけた。

 そんなことまで…。

 ショックを受けたのか、占い師は漏らしたが。

 ヤン夫人は悪魔の頬笑みで立ち去った。

 もう親の執念越えてんじゃないのか?

 ユンが帰ると、クサンテクが出迎え、顔色がさえません。なにをそんなに悩んでいるのですか?前よりも不幸に見えます。

 そう言った途端、矢が射られ、柱に当たった。
 ユンは騒ぎ、犯人探しに下働きたちが走る。ユンを狙った弓をチョヌは置き去り逃げる。
 
 クサンテクの部屋で、九尾狐の爪で飲み物に何かを入れた。そして顔色が優れないから水を持ってくるとクサンテクが部屋を出ると、弓のセットを持った占い師が入って来た。

 ユンは言葉で欺き、今度は弓で狙う。剣を突きつけた。しかし一族滅亡は止められません。いう占い師に今すぐ死にたいか…恐らく甦るでしょう。…こういうの、困りますね。現実問題としては。


 一体何故、何故こんな仕打ちを。ひどい苦しみに耐えた娘を助けた見返りがこれなのか。
 私がなにをした?娘を助けることも罪なのか?
 黙っている占い師。

 全てお前のせいだ。(責任転換が始まった)結末を知りながら私をそこへ追い込んだ。
 苦しむ私を見て、ほらその表情だ。私を嘲笑っているのだ。

 今日こそはお前を斬り捨ててやると斬るが、よく見ると、下働きの男だ。
 オが駆け付け、死体を見ると、死体は私が片づけますと言った。

 今度はヤン夫人が、下女に命令して狐の毛をあちこちにばらまかせた。
 そして、牛の肝が消えるという事件がユン家で起きる。側には狐の毛があった。

 そして、それとは別にクサンテクのクサンへ来るまでのことは不明だという報告が入った。
 ヤン夫人は、ユンを前に、家に住む下働きの者を集め、1人ずつ、例の占い師が持っていた粉を顔に向かって巻き始めた。

 そしてクサンテクの番が来た。周囲に際された男達は彼女が逃げないように挟んでいる。
 クサンテクの顔に粉が撒かれた―――。

エンジェル・ハート 新宿抗争篇 第6話 再会

2013-05-20 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 香港マフィアの大物、李大人が狙撃されたと騒いでいるが、実は撃たれたのは、双子の弟、李謙徳(ちぇんだ)だった。
 
 かつて遼は22年前、とらえられていた、兄に頼まれ謙徳を助けた経験があった。

 しかし、医師も匙を投げた。グラスハートの心臓移植も船の上で行われた。それだけ高度なことができるその船でも助けられないなら、どんないい病院に移しても無理だという。

 李についている、陳侍従長も匙を投げた。

 忍び込んだ遼はあの時と同じモールス信号で謙徳に話しかける。聞きたいことがある。
 しかし、謙徳は申し訳ないことをした、後は兄に聞け、さらばだ、という言葉を残し、この世を去った。

 大人に、謙徳が許してくれと言ったのは、心臓のことだなと、聞く。

 済まなかった冴羽、私にはどうしてもあの心臓が必要だったのだ。不幸な娘を生かす為に。
 13年前、大人の妻と2歳の子が乗った車が事故でダイブをしてしまった。しかし、どうしても娘だけが見つからなかった。あの様子では生存は絶望視されたが、大人は諦めきれず探し続けていた。
 そしてほんの偶然から娘がスザク部隊に配属されていることを知ったという。
 何故11年それに気づくことができなかったのか、大人は自分を責めた。そしてそれを知った途端、グラスハートは身を投げてしまっていた。
 1つだけ聞きたい。
 
 香の心臓と知ってしたことか?遼が聞くのに、大人は部下に任せていた為、全く知らなかったという。

 李はもうシティハンターじゃないのか。伝言板がないのを見て愕然とした。それほど香の死は大きく、更にそれを奪ってあんたに追い打ちをかけたのか。
 自分が娘を抱くことはないという。父と名乗るつもりもないという。11年あの心のない世界で生きさせてしまった。私にはそんな資格はない。
 もう闇の世界に身を置きすぎてしまった娘は普通の生活ができないだろう。できればそうしてほしい。こんな父を持ったばかりに…。
 泣き崩れる大人に遼は、全く親子でありもしない伝言板に依頼をしに来るとはな。そこに残っている手形、それが娘のものだ。李はその手形に自分の手を合わせた。

 俺が男の依頼を受けないのは知ってるだろ?ま、そういうこった。

 遼はそれを言い残し、新宿駅を去ろうとしたが…そう言えば、グラスハートのはねっ返り娘の依頼内容を聞き忘れた。しょうがないから、探して聞くか…冴羽…李は呟く。

 香は香、心臓は心臓だ。それが奪われたからと言って、それまでそいつらのせいにして恨むつもりはない。ただ心臓が下らないことに利用されていればそれでいい。それだけでいいんだ。
 そう言って振りかえった遼はさわやかですらあった。

 部下がある男にグラスハートの行方がまだつかめないことを報告していた。リンロン部隊に追わせているが、闇雲に探しまわるより、餌をまき、それに食いついてくるのを待つのがいいと、男はいっていた。

 男はグラスハートの目的はシティハンターだ。
 大老、李を討てば次の長老は、その者に決まる。それが狙いのようだ。

 話を全て聞いてしまい、すぐにスピーカーの役目を果たしてしまう若頭の餅山はキャッツアイで働かされていた。

 海坊主は、遼に、柄のいい友だちを持っているな。それも大勢。悪いな。他に迷惑をかけていい店を知らなくてという。

 しかし、海坊主は遼の声に緊張があるのを感じた。一体なにがそうさせるんだろう…。
 そう思った途端、ドアが開いた。
 入ってきたのは、グラスハートだ。しかし、探しまわっていた遼を前にして、グラスハートは心臓の高鳴りを感じるだけでなにも言えなかった。

 そしてやっとでてきたのが
 「好み、変わってないのね、キリマンジャロの深煎り、なにも入れないでストレートで。そんな飲み方身体に悪いってあんなに言ってるのに」
 「ああ、でも待っている間に冷めてしまった。君の分と一緒に」
 
 まるで待ち合わせていた恋人同士の会話だ。

 グラスハートは戸惑っていた。私の言葉じゃない。でもこの胸の高鳴りはなに?この暖かい思いは何?

 大きな音だ。君の心臓の音が聞こえてくる。遼はそう答え、初めてまともにグラスハートを見た。
 声が聞けた。会いたかった。…彼女、そう言ってる…グラスハートは心臓の声を代弁した。

 しかし、敵はグラスハートと遼が接近したことを見、李の後を狙う男(多分、張?)は言った。
 やれ、2人とも、存在したあとかたもなく…。浮かぶ笑みが不気味すぎて、却って爽やかさすら感じそうだ。変な表現だが。

 あちこちから2人を狙う銃。

 しかし遼は頬笑みを浮かべていった。

 会いたかったよ―――。

 

 すいませんね。ビデオで見てるんで、いちいち誰かが名前を呼んでくれないと誰だか判らないので、判ったらつけたしていきます。

 でも遼と香の愛の深さが、このアニメも人を引っ張るんだよね。
 そう思うと、それほどの人に会える人々がどれほどいるか…考えてしまう。

ゲートキーパー、心を救う理髪店

2013-05-20 08:48:00 | ニュース
 ゲートキーパー、門番と言う意味を持つそうだ。

 常連客との長い付き合いがある理髪店が、自殺の兆候を見抜いて、防止する活動が、各地で広がっているそうだ。

 理髪店は減少気味だが、違う意味での社会貢献を任されている。

 1時間近く、常連客の顔を見ながら話をする彼らの仕事は適しているらしい。

 全国理容生活衛生同業組合連合会は各都道府県の組合に講習会を開催したら、2012年に2万5000人近くの理容師が参加したそうだ。

 加盟店には340店が相談窓口のパンフレットを置くことも考えている。

 心を込めて話を聞く、それだけ常連客の心はやすまるらしい。

 しかし、これも行きつけの理容店がないと無理なのだろうか。

 女性など、パーマだヘアカラーだで1時間以上かかるのだから、そっちでもケアをしてくれれば、とふと思う。

 重い話ほど、友人は嫌がり、遠ざかる傾向がある。

 人様のことどころじゃないのね。

 けれど誰だって辛いときはある。そういうときに助けの綱となってくれるだけで、誰かが話を聞いてくれるだけで、確かに心は一時だけでも軽くなるのかもしれない。

 本当に危ない場合は、心療内科の受診も勧めてくれるそうだ。

 親しい人に言われれば、そういう場所へ向かう敷居も下がる。

 理容店が大変だろうが、まだ豊かなわりに自殺者の多い国というレッテルを…それより個人の心を救ってあげてほしい。