アルゼンチン、ブエノスアイレス。南米のパリと言われるタンゴの街は憧れでもある。
でもそこで待っているのは旅行者を狙う巨大な犯罪集団だ。
特に大きな犯罪は偽札と、スリ、こん睡強盗だそうだ。
偽札については「芸術家」と呼ばれる、伝説になる人物がたまに現れる。そしてその人が主導権を握って作って行く。
今の芸術家は、その技術を、強盗にどんどん伝授していく。
けれど、彼に取材を申し込もうと思えば、ばらばらにされてごみ袋に入れられて捨てられるらしい。
怖すぎ。
あっちの犯罪は大体荒い。
とにかく狙われるのは、観光客、この国の紙幣に精通していないから。
でも、偽札と言っても、ただ普通の紙に印刷したものから、芸術家と言われるようにできる人物になると、自分で印刷機を作り、本物と同じインク、紙を使っている。違うのは、透かしが少しズレているくらいだ。
その下にいる犯罪者軍団は、武装して、誘拐も、現金輸送車強盗もする。
とにかくあっちの国のやり口は凄い。
まず、タクシーに乗る。料金をぼったくられることがなく終わったと思ったら、釣り銭は偽札だったという始末だ。
中には、受け取った金をそのまま運転手が素早く取り変えて、これは偽札だと客に言い、更に金を出させる(どうせ、偽札で釣りを返すんだろうけど)手口だ。
運転手は街角で買うという。
50ペソ、100ペソを普通に買うらしい。
100ペソ買おうと思うと、50ペソらしい。
じゃ、その運転手は誰から買うかというと、その強盗なんだけど、この強盗が売っているのは、もちろん運転手だけじゃない。(タクシーを使うときは無線タクシーがいいそうです)
お得意は、普通の観光客目当ての店。そして銀行のATMだそうだ。普通の外貨両替機でも出てくる。
そしてそれを手引きしているのは、地元の警察、連邦警察だそうだ。
もうどうにもなりませんわな。
紙幣の印刷技術が甘いからそれが可能らしい。
そして、犯罪の階層は何段階にも別れている。
こん睡強盗は男が夜襲われる。酒を飲みにきている洒落た店で、数杯飲んでいると、女が近づいてくる。
全部若い女が見せてあげると売春に誘った振りをして、あなたの家に行きたい、ホテルに行きたいと言い、行って男が席を外した途端、薬を入れる。2分で効く麻薬で、その間に、家の中の金目のものを全ていただくそうだ。
家かホテルによるが、1万ドルは儲けられるそうだ。
これが、黒後家蜘蛛の手口だ。
運転手なんかの方が、せいぜい儲けは1000ドルって言ってかな。安い。
強盗たちは1日10万ペソは刷るそうだ。
どれくらいまん延してるんだろう?
色々なルートからやっと芸術家に会うと、意外と優しいおじいさんだったらしい。でも5回は服役している。
その間に、家族も家も失った。
でも偽札は作る。
もうとり憑かれちゃってる感じ。
自分が作ったものが、どうなっているか、その先はしらないという。
ただ作るだけ、そして下の者がその知識を応用して、儲ける。彼の取り分は30%くらいで、凄く儲かっているかと言えばそうでもない。よほど、その下の強盗の方が儲けている。
観光客に悪いと思わないかと言われても、そこまで考えていないそうだ。
作りたいから作る。頼まれるから作る。それがどういう使い方をされているか、考えもしない。
そこへ行きつくまでに色々な恨みや悲しみがあって、思考停止状態に陥っているのかもしれないが、かなり無責任な話だ。
だったら、儲けたいからと言ってもらう方が納得ができる。
もうそこまで行くと彼には、それしか自分の自己証明や存在理由がないのかもしれない。
こうして、取材が入ったから、警察が取り締まりに出て、芸術家も捕まったと言っていたが…警察が配ってるんなら…それ以外にも大物政治家、資産かも関与しているから…上手く逃げるだろうな。どこかに罪を押しつけて。
だから、経済が安定しないんだろうけどね。
それでいいのかな。
南米人の考え方って、暑いから…それですまないけど…かなり、判らない所がある。
どこにも善人も悪人もいる。特にこういうことに鈍い、まだ安全神話がどこか頭に残っている日本人は、特に気をつけて楽しい旅を経験しましょう。
でもそこで待っているのは旅行者を狙う巨大な犯罪集団だ。
特に大きな犯罪は偽札と、スリ、こん睡強盗だそうだ。
偽札については「芸術家」と呼ばれる、伝説になる人物がたまに現れる。そしてその人が主導権を握って作って行く。
今の芸術家は、その技術を、強盗にどんどん伝授していく。
けれど、彼に取材を申し込もうと思えば、ばらばらにされてごみ袋に入れられて捨てられるらしい。
怖すぎ。
あっちの犯罪は大体荒い。
とにかく狙われるのは、観光客、この国の紙幣に精通していないから。
でも、偽札と言っても、ただ普通の紙に印刷したものから、芸術家と言われるようにできる人物になると、自分で印刷機を作り、本物と同じインク、紙を使っている。違うのは、透かしが少しズレているくらいだ。
その下にいる犯罪者軍団は、武装して、誘拐も、現金輸送車強盗もする。
とにかくあっちの国のやり口は凄い。
まず、タクシーに乗る。料金をぼったくられることがなく終わったと思ったら、釣り銭は偽札だったという始末だ。
中には、受け取った金をそのまま運転手が素早く取り変えて、これは偽札だと客に言い、更に金を出させる(どうせ、偽札で釣りを返すんだろうけど)手口だ。
運転手は街角で買うという。
50ペソ、100ペソを普通に買うらしい。
100ペソ買おうと思うと、50ペソらしい。
じゃ、その運転手は誰から買うかというと、その強盗なんだけど、この強盗が売っているのは、もちろん運転手だけじゃない。(タクシーを使うときは無線タクシーがいいそうです)
お得意は、普通の観光客目当ての店。そして銀行のATMだそうだ。普通の外貨両替機でも出てくる。
そしてそれを手引きしているのは、地元の警察、連邦警察だそうだ。
もうどうにもなりませんわな。
紙幣の印刷技術が甘いからそれが可能らしい。
そして、犯罪の階層は何段階にも別れている。
こん睡強盗は男が夜襲われる。酒を飲みにきている洒落た店で、数杯飲んでいると、女が近づいてくる。
全部若い女が見せてあげると売春に誘った振りをして、あなたの家に行きたい、ホテルに行きたいと言い、行って男が席を外した途端、薬を入れる。2分で効く麻薬で、その間に、家の中の金目のものを全ていただくそうだ。
家かホテルによるが、1万ドルは儲けられるそうだ。
これが、黒後家蜘蛛の手口だ。
運転手なんかの方が、せいぜい儲けは1000ドルって言ってかな。安い。
強盗たちは1日10万ペソは刷るそうだ。
どれくらいまん延してるんだろう?
色々なルートからやっと芸術家に会うと、意外と優しいおじいさんだったらしい。でも5回は服役している。
その間に、家族も家も失った。
でも偽札は作る。
もうとり憑かれちゃってる感じ。
自分が作ったものが、どうなっているか、その先はしらないという。
ただ作るだけ、そして下の者がその知識を応用して、儲ける。彼の取り分は30%くらいで、凄く儲かっているかと言えばそうでもない。よほど、その下の強盗の方が儲けている。
観光客に悪いと思わないかと言われても、そこまで考えていないそうだ。
作りたいから作る。頼まれるから作る。それがどういう使い方をされているか、考えもしない。
そこへ行きつくまでに色々な恨みや悲しみがあって、思考停止状態に陥っているのかもしれないが、かなり無責任な話だ。
だったら、儲けたいからと言ってもらう方が納得ができる。
もうそこまで行くと彼には、それしか自分の自己証明や存在理由がないのかもしれない。
こうして、取材が入ったから、警察が取り締まりに出て、芸術家も捕まったと言っていたが…警察が配ってるんなら…それ以外にも大物政治家、資産かも関与しているから…上手く逃げるだろうな。どこかに罪を押しつけて。
だから、経済が安定しないんだろうけどね。
それでいいのかな。
南米人の考え方って、暑いから…それですまないけど…かなり、判らない所がある。
どこにも善人も悪人もいる。特にこういうことに鈍い、まだ安全神話がどこか頭に残っている日本人は、特に気をつけて楽しい旅を経験しましょう。