無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

建築士会全国大会 鹿児島 8

2024-11-06 14:26:55 | 
 

全国大会を抜け出して、鹿児島大学キャンパスへ行こうと携帯を取り出した。
第一タクシーに連絡するためである。
「あぁ~、ごめん。今、桜島にいるので行けないわ。」
きっと親切なドライバーさんは、鹿児島旅行には欠かせない案内人でもあるのだと納得する。



国立鹿児島大学キャンパスには、建築家の安藤忠雄作品の「稲村会館」がある。
キャンパス前にタクシーを乗り付けて、簡単にこの稲村会館が見つけられるものだと考えた。
そこにクラブの案内パネルを持って立っていた学生に、会館の位置について聞いてみた。
鹿児島大学にはキャンパスが3箇所あり、最も大きいのがこの郡元キャンパスである。
稲盛会館は、このメインの入口の真反対にあると言うので、シャンパスの中を突っ切って歩くことにした。



この建物は稲盛記念館である。
稲盛氏とは、(株)京セラの元会長で、昭和30年に鹿児島大学工学部を卒業、後に鹿児島大学名誉博士でもあった人物だ。
博士であったのは知らなかったが、経済界ではその名を知らないものはいないほどの有名人である。



稲盛会館の位置がきちんと判っていたなら、反対側の遠い場所に降り立ちはしなかったのにと思いながら歩く。


ただ、雨の中とは言え、大学の様々な建物を見ながら歩くのは楽しい。


見つけた!


安藤忠雄の得意なタマゴが見えている。



玄関の辺りで、見学させて貰って良いか。
撮影も可能かと説いてみた。
容易に許可が取れ、今日は沢山の人が見学に訪れているそうだ。
建築士会の全国大会が開催されていることを納得されていた。



残念ながら、丁度この日は、メインのホールで別の催し物がされていて、内部が披露されないことを告げられた。
その他は、自由に見て撮影も大丈夫とのこと。
応えてくれたのは、スラッとした美人さんだった。


会議室



タマゴの切れ間を歩く。


図面を引くのは容易いが、工事をする側は大変だったろうなと思う曲面。


スロープが空中を交差している。


タマゴの黄身が壁にくっついていた。






2階に上る。


タマゴの先端は外にはみ出ているが、内部はまるでエマニエル夫人の椅子のようである。




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