無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

建築士会全国大会 鹿児島 3

2024-11-10 16:40:00 | 
予定では知覧の武家屋敷を観ることになっていた。
しかしながら羽田空港から鹿児島空港へのフライトの時間が遅れたのと、九州南部の天候(つまり雨)が災いして、パスすることになった。
次回に期待しよう。(って、また来ることが出来るのか!)

次に向かうのは仙厳園である。
薩摩の城には天守閣がない。島津公はこの仙厳園を普段使いの御殿としていた。




丸に十字の家紋は、島津藩の物である。
ここから入場する。ちなみに入場料は大人1600円である。


施設の中は結構広い。
傘を挿すも、パンツの裾が雨に濡れて難儀する。



島津公の御殿と、庭と、神社と、大砲製造の為の反射炉跡が残されている。
詳しくは家に帰ってから読んでみようと手にとった説明の小冊子は、なんと中国語版だったよ~~。読めないよ~~!



お店が続く。


左側には築かれた石垣が、延々と続く。


芙蓉系の花だと思う。
多分鹿児島だとハイビスカスも路地で容易に咲くのだろう。


井戸にしては大きい。用水を溜めておく所なのか。
過去に見た城郭だと、井戸がとても重要なので、気をつけて見ているのだが。



正門を内側から見た所である。
道路を挟んで向かいには鹿児島湾が広がっている。
道路と平行に電車も走っていて、なかなかの景観である。



庭に入る。


御殿前下庭だそうだ。


石段を登っていく。


素敵な石灯籠が現れた。鶴灯籠と呼ぶのだそうだ。
11月になると、菊人形展が開催される。その準備の為、あちこちに下地作りが行われている。
それが庭と重なって、はっきり言うと邪魔なのである。


御殿入り口についた。


「鳳印の間」ここからは御殿の中が続く。
外様大名ではあるが、徳川幕府の御家老職を努めた酒井藩の屋敷よりも、ずっと豪華である。


中庭も大きな物、小さな物、それぞれに美しい。



謁見の間


二部屋続きの謁見の間。
日本人だけでなく、渡来人も客人として多かったのだろう。



御寝所


湯屋、化粧の間と言ったらいいのだろうか。


居間から眺める庭と遠景の桜島(が見えるはずなのだが)


ゆったりとした縁側が続く。



釘隠し金物















島津家の家紋が隙間なく施された御駕籠



この欄間は御寝所の物だった。


時計と思われる。


とうとう目の前に桜島が出現。
この庭はNHKの「篤姫」でも使われたと思う。
それとも西郷隆盛の「てごどん」だったかな。





ついに見つけた井戸


猫神社に向かう道(行かないけど)


薩摩切子の店だった。
お~っとまぁ、高価な切子が沢山並んでいた。


あの時代、もっとも海外に目を向けていたのは、長崎と鹿児島ではないだろうか。


いち早く大砲の需要を見込んで、反射炉が造られた。


反射炉そのものは残っていないが、その跡地と基礎は残っている。


反射炉の記念の碑


薄暗くてよく見えない。
水路も残っていた。


鹿児島世界文化遺産オリエンテーションセンターで、反射炉の模型を見た。









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