萩寺へ萩咲いてゐる小道かな 葉
山里にある、通称、萩寺こと最明寺に、萩を見に行く。
最明寺と言う、この寺の名前が懐かしい。高校のころ、古文の先生が、最明寺のお坊さんだった。後年、京都の 大覚寺の一番偉い地位についたと、聞いたことがある。
そんなことから、ここ最明寺に親近感をおぼえるのかな。
山里の早稲田では稲刈をしていた。
山里や狼煙のやうな秋の声 オソマツ
萩寺へ檀家の衆の道普請
網の目のやう猪除けを張る山田
風の萩ゆるるゆさゆさゆさゆさと オソマツ
萩の径水音消えてはまた聞こゆ
萩の寺おはぎを売つてをりにけり オソマツ
萩の風水子供養の風車
縁日の幕張る寺や萩日和 オソマツ
山寺の鐘早足の秋遍路
楼門にしばし佇む律の風
落し水奔流へ迅い音立てて
真翠の秋の紫陽花咲いてをり
信心の石を拝む秋澄めり
昨日の吟行句。これを推敲に推敲を重ねる。平明に、季語を吟味し、季語に接した時の思いに戻り、子供のような視点になる。
自選で、全没か。
オソマツの半日吟行だ。
山里にある、通称、萩寺こと最明寺に、萩を見に行く。
最明寺と言う、この寺の名前が懐かしい。高校のころ、古文の先生が、最明寺のお坊さんだった。後年、京都の 大覚寺の一番偉い地位についたと、聞いたことがある。
そんなことから、ここ最明寺に親近感をおぼえるのかな。
山里の早稲田では稲刈をしていた。
山里や狼煙のやうな秋の声 オソマツ
萩寺へ檀家の衆の道普請
網の目のやう猪除けを張る山田
風の萩ゆるるゆさゆさゆさゆさと オソマツ
萩の径水音消えてはまた聞こゆ
萩の寺おはぎを売つてをりにけり オソマツ
萩の風水子供養の風車
縁日の幕張る寺や萩日和 オソマツ
山寺の鐘早足の秋遍路
楼門にしばし佇む律の風
落し水奔流へ迅い音立てて
真翠の秋の紫陽花咲いてをり
信心の石を拝む秋澄めり
昨日の吟行句。これを推敲に推敲を重ねる。平明に、季語を吟味し、季語に接した時の思いに戻り、子供のような視点になる。
自選で、全没か。
オソマツの半日吟行だ。