老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

樹胎仏

2015-09-22 11:12:52 | 俳句

      ☆   秋岳ののび極まりてとどまれり   飯田龍太
     

      

例句 を読んでいると、スケールの大きい句。比喩のおもしろい句。日常生活の中からの呻吟。楽しい句が沢山ならんでいる。龍太はさすが、山の人。良く見て、良く呑み込んで、立派な句だ。


縦 60~70センチ。横50センチくらいの大きさ。
縦にすると 山 のタペストリー。横にすると 魚 に見えるタペストリーだ。
秋の山のように粧った山とは言いがたいが、しっくりと、落ち着いた色あいの、タペストリーだ。



絹地の布で作ったから、あまりスッテッチは、皺がよるから、かけないほうがいい。最小限にした。重ねた 表と綿と裏 が動かない程度だ。
横にすると、魚。目に金色のボタンを付ける。




    ☆   木の洞に男を祀る芒種かな   藤田あけ烏


しりとり俳句をしていたら 樹胎仏 が詠まれていた。
私、樹胎仏 はまだ一度も見たことがない。
調べると、有難い、仏さまの姿を見ることができた。
あけ烏先生の句が咄嗟に浮かんだ。木の洞で仏さまが、鎮座しておられる句だ。仏さまでも、あけ烏先生のは、男の仏。男らしい先生と 芒種 の季語がしっくりとおさまって、ユーモアを感じる句だ。


  🍇    山寺や紅葉明かりに樹胎仏   みどり

  🍇    薄紅葉樹胎仏まで階高し   ミーコ

  🍇    こぬれ吹く風さはやかや樹胎仏   むめこ

三人のしりとり俳句だ。秋の季語をそれぞれよく纏めあげたと思う。




コメント
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