ドライブをする時、夫は暑がりなので、冷房を利かす。
私は寒がりなので、とても堪らない。
膝かけを作った。
フレアーのスカートを長方形に剥ぎ合わせた。
本当にリメイク中のリメイク。
好きだったレリアンの愛用したスカートだったから、捨てるには忍びなかった。
アップリケをして、出来上がり。自動車の中で冷房が効き過ぎても、しっかりと用を足す。
庶民生活の知恵だ。
秋出水神さまゐるのかゐないのか
颱風禍大和まほろばずたずたに
山も野もでんぐり返す野分かな
小鳥来る煙出てゐるログハウス
曲水の庭ある古刹小鳥来る
草の香や後ろに誰かをりさうな
地虫鳴く話のつぎ穂みあたらぬ
無花果や捨てたきものに気の病
児童館ひとり残る子金木犀
鳩吹くや地図から消える小学校
秋遍路人形焼きを買ふてをり
笑み絶えぬマネキン人形秋うらら
すいすいと蜻蛉に道のあるのかな
ねこじゃらしなんぞ横目の猫なりぬ
うとうととうとと足湯や赤とんぼ
鉦叩未来ゆき出る銀河駅
しりとり俳句 から生んだ。
捨てるには惜しいし、投句するほどでもない句。一句一章の句が出来ぬ。季語なんてサーキットの車のように走る。動いて跳んで。
オソマツでした。
今日は「秋暑し」
秋暑し子らのゲームに駆り出され