夕方の西の空。
薄い茜色に空が染まり本当にきれいだった。
私の心もこのように、きれいだったらいいのに。
俳誌の一月号を読んでいた。
主宰を迎えての、当地の句会の報告が載っていた。
心臓の病気をしたものだから、句会の申し込みが締切に間にあわなかった。
躊躇をしていた。申し込んで出席が、、、なぞと。
手術も上手くゆき、これで、身体は大丈夫と思って申し込む。
「駄目です」
「句会に出なくても良いのでせめて、見学でも、、」
「前代未聞です。あんたがくるなら、僕は句会から帰ります」
爺さんとメールでのやりとり。
この爺さんがこの地の句会を取り仕切っていた。
これ以上でも、以下でもない。
ここでブログに書いて、双方の恥をさらさなくても。。。。
しかし、今日は俳誌を見ていて、忘れかけていたことを思い出してしまった。
金毘羅で開催された吟行句会には結社の錚々たるメンバーが全国から出席をしていたようだ。
私がいつも吟行をしている場所を詠んでいる。名だたる中央で活躍をしている方々が。自分の親しんでいる、いつもの場所をこの方々がどのように詠むのかを学びたかったのだ。
< どなたが句会に参加をしていたのかは、俳誌を読むまでは知らなかったけれど >
流石、見落としていない。立派な句の数々。
自分の勉強不足をつくずくと思いしらされた。
意地悪の爺さんは俳人にあらず。
意地悪をしたことに気がついていない。
ところ構わず電話をかけて、松山までも。
「前代未聞なことをしようとしているので、シカトして下さい」
これが私に伝わってきた。
見学が前代未聞?、、、せめて句会に出席できないのならとお願いしたことが?
自分が所属している結社の句会だ。 あえて言うなら「同人会費」だって払っている。
爺さんと、同じ土俵に上がることは、自分を貶めると思い引き下がった。
それでいて、先生に
「直訴だけはしないで云々」
人を通してこれがまた私の耳に。
このことを書いて心が晴れるか?
当地での吟行句の会報を読んだばっかりに、いやなことを思いだした。
正月早々に。
こんまい、こんまい。
句会くらいのことで。ほんまこんまい人間よ、私。
しかし消化しきれないで、鬱、鬱するよりいっちょ書いて終わりにしよっと。
爺さんと、羞恥心の少ない婆さんが、句会を空中分解させてしまった。 次々と会員が去っていった。 自分に原因があるのを承知しているの?
私のように行く場所の無い俳句愛好者しか残っていない。