老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

仏画のよう、、、、稀勢の里の顔

2017-01-22 10:14:53 | 俳句
    

こぶ鯛。
活魚の料理店の水槽で泳いでいた。この水槽で長く飼われているのか、目に元気がない。
グロテスクともユーモアとも。
おでこがたんこぶのように突きでている。
これぞ目の上のたんこぶである。
九州から東北にかけて日本の海ではいるそうだ。
とくに多いのが瀬戸内海で、釣り人はこの魚を釣りたいと、大会も開くそうである。

       

稀勢の里 優勝おめでとう。
やっと念願の初優勝を果たした。

稀勢の里が土俵の下に座り、出番を待っている時の顔。
いつも彼の顔をみながら、何と良いお顔かと思う。

「まるで仏画の仏さま」のようなお顔に見えるから。とても良いお顔なのである。
下を向き瞑想をしているような半眼で、そして下膨れの頬。
唇の形がまことに良いのだ。奈良の大仏さまと同じような口元をしている。

勝って 「どうだ 俺は強いのだ」と天井と辺りを見回す時の顔とは全く違う。
ふてぶてしい顔でも良い。勝って優勝をしろと、仏画のような顔を見ながら何度思ったか知れない。
諦めた。
愛想をつかした。
と思いつつ応援をしていた。
診療内科に行って、開き直る術を聞いてきたら、、とまで思った。強く、強く、鬼になれと、応援をした。

まずは良かった。
次は 横綱 だ。頑張れ! 頑張れ!

コメント
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