老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     日照雨

2019-10-03 21:57:45 | 俳句

 

    

 

 医大で目の検査。目の検査といえど検査は肺のレントゲン写真を撮って診る事、良くも悪くもなっていない小康状態だった。まずはめでたいというべかり。

再診の患者や個人病院の紹介状を持った人たちばかり。 待合室の椅子は椅子取りゲームみたいだ。不健康な顔色で生気の無い人ばっかり。やっと空いた椅子を見付ける。

スマホの猫の動画を観るのにも飽きた。14~5人の先生方が診ているが、どの先生の患者も短くて2~3時間以上待つのは当たり前。私の順はまだらしから急に思いつき病院の美容室にカットをしてもらいに行く。

 

      

 

帰りは猛烈な雨。自動車の前がワイパーを動かしていても見えない。それが10分も走ると靑空に変わる。しかし雨は降っている。

 

              

 

久しく食べていない「うどん」を食べに。(糖尿病の数値が悪くなっているから、好きな「うどん」を一か月も我慢をしていた)

照ったり曇ったり、青空だのに雨。日照雨だ。思わず「そばえだ」と口にする。

私の身体と同じ。日によって健康。日によって半病人。照ったり曇ったり定まらないのは、日照雨に似ているようだ。そんな一日だった。

 

      🌈     うどん屋にかけこむ秋の時雨かな

      🌈     予約日は半年先や百舌鳥日和

      🌈     身に沁むや青き空より日照雨  

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする