老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     柘榴の実

2019-10-24 14:37:00 | 俳句

   

 

柘榴を見ていると、バックパッカーが四人通りかかった。

最近は日本人にもまして外国のパッカー?遍路がよく通る。

「オオー」と言って先頭の人が立ち止まると、みな柘榴を見上げている。

「私の家の柘榴だと、ちぎって差し上げれるのですけれど」とお接待の心がわいてきた。

「ええ、ありがとううございます」と短い会話をして別れた。

柘榴は原産はペルシャ地方で、シルクロードを通って平安時代に薬として日本へ入ってきたそうだ。

 

           実柘榴や抜けた乳歯を屋根に投げ

           柘榴の実一つこぼして又こぼす

           パッカーの恋し柘榴の実る家

           かき鳴らす竪琴柘榴の実る丘

           柘榴酸っぱその一粒のいとほしく

 

昼食も終わった。これからお裁縫を、、、布地が二~三枚、目の前に。

 

     

 

  

コメント
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