老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   自分らしい生き方

2020-01-16 11:34:26 | シニア
      
 
やっと仕上がった。絹の厚手の生地。煙草に焼けた跡があった。姉の家族の誰かの着物だったのだろう。しっかりした厚手の生地だし、木綿だと絣模様の感じで私の好みだ。
いくら縫っても、着て行く場所は無い。何年も大事に温めてきた生地。何に?どんな形にと考えたあげく、いつもの割烹着の型紙で外出着になるように仕立てた。一番、無難で着る機会も多い?多ければいいと思って!
10日はかかった。今日は裁つ、今日は肩。今日は襟をつける。無理をしない程度のお裁縫。
早く来い来い春よ~。
 
        🐇    旅衣初縫いのミシンリズミカル
 
 
         
 
室の花を並べる部屋。ここでパソコンを打つのが一番楽しい時間。
 
そんな時、ふと、尊厳なる言葉が浮かんできた。「死」によく用いるが、生きている間も尊厳使っていいのでは?プライドを持った、そんな生き方をしているだろうか?
惰性に流され、いい加減に喰って寝て、明日は死ぬかも知れぬのにダラダラと時間を潰している。
モーツアルトのバックミュージックを流していた。モーツアルトにはそんな力もあるのか?いいんですか?あなたの生き方を問いますよ!
 
 
         🌷     空白の終活ノート林檎むく
 
         🍎     窓へ首かしげ室咲シクラメン
 
 
コメント (2)
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