四国村で蠟梅が咲いていた。
良い匂いがする。カメラを構えている人に気づく。その先に蠟梅が。今年になっては初めて。 バックの藁屋根が山間部の景色をかもし出していた。
蠟梅や御手洗に水みなぎあり
四国村の職員が訪れた子度達を相手に昔の遊び、玩具でもてなしをしている。
床几の上に並べられている玩具。
お手玉、独楽。だるま落とし、けん玉、万華鏡に水鉄砲。
じゃじゃ馬の私はこれらの玩具は男の子と一緒によく遊んだ。
ここの場所に竹馬こそ無かったが、竹を伐って作ったぽっくり。紐を付けた履物。月並みな言い方だが、「懐かしい」の一言。
独楽回しをしている本当にイケメンの青年。
独楽を回すのに三日間も練習をしてやっと回せるようになったと言う。(笑い)
昨年、京都の芸術大学で民族学を学び、四国村の職員の一員になったらしい。
私なんて女の子だけど、ここにある玩具はお茶の子さいさいで使えるのよと言って独楽を回して見せた。まさか、本当に回るとは自分でも想像外だった。おてんば婆の面目躍如ってところだ。
独楽回るぶんぶん風の渦うまる
最近の若者は、、、などとは云わぬ。時代が代わればな~。まこと草食系だな!
高くあげるお手玉昼のあはき月
隠居部屋軒に吊りある干し大根