河津桜が咲いた。他の桜に先がけて濃いピンクの花が咲く。仏生山公園の池のほとりに冷たい風をやりすごし、けなげに咲いている。
国会では「桜を見る会」で安倍さんが答弁に困り右往左往したりベソをかいた醜い顔をテレビ画面に晒している。嘘をつくから答えに窮するなだ。
私は数十年前「塩野七生の ローマ人の物語」を読んでいた。
その時期、お元気だった、中曽根康弘さんが、雑誌の対談で
「今は ローマ人の物語を読んでいます。昔の政治家、英雄が、どのような政治、戦争をして国を治めているのに興味、、、、」政治家から身を引いても。日本の国を憂い、未来の日本に希望を託していた姿が思い出される。
さて、さて安倍さんは権力闘争に勝ち、総裁の在位期間が云々と言われているが、中味が薄くても、、、、歴史家がどのように評価するのか知りたいものだ。
安倍さんには、中曽根さんに比べて、読書なるもの一番遠い存在だろうな~、彼のスキャンダルを議員の数で幾つ葬ってきただろう。民主主義は数だけれど、虚しいな~と考えるのは私だけではない思う。
🌰 したたかと言われて久し栗をむく 中曽根康弘
この句は中曽根さんの句。
そして側近だった、藤波孝生さんの句。
🌰 控え目に生くる幸せ根深汁 藤波孝生
政治家であり俳人であった、中曽根内閣を、今思い出すと、安倍内閣と比べると、何と大きな隔たりだ。
心臓病を抱えたシニア、老婆の私。安倍さんの顔が身体にもたらす影響が悪い。呼吸困難になる。早く総理の椅子をもっと清廉な人に譲ったら。。。