老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   今だから言える

2020-01-27 11:04:33 | シニア
     
 (ハナちゃんが生きていた二年前の写真。ストーブの前で一日うとうと。)


新型肺炎コロナで世界が震撼をしている。
恐い。抵抗力の無い自分は一発で罹ると、あっちの世界行の乗り物に乗ってしまう。
ほんとうに恐い。


東北の震災からもう10年。
あの時の映像を観るたび心が凍ってしまう。

昨日も歌声喫茶に二か月ぶりで行った。
「あざみの歌」がかかった。
歌いながら涙があふれてきた。
この歌が一番に好きだと言う幼なじみがいた。
震災で家が壊れた。ご主人はその後にお亡くなりになった。
今、彼女は元気?らしいが独りで生きている。元気?はどこまで、不安の毎日だろう。彼女の事に思いを馳せると心は痛む。
どうすることできぬのが真実。

震災が起った二日後。

親しくしているお隣の家に、東京で住んでいる娘さん夫婦が来た。
ご主人はアメリカの人。誰もが名前を聞けば知っている、アメリカで一、二の大手ITの会社に勤めている。

アメリカの本社から「家族を伴っての帰国命令が出た」
田植、稲刈ごとに遊びに来ていたが、今度は日本で、いつ遊ぶにくることが出来るかも分らないからと、、、、両親の顔を見に来たらしい。

これを聞いた時、ニュースにならぬニュースが起ったと理解をした。国民は逃れる術はない。
東北の現場の映像、恐かった。自分が怖いのではない。為政者(あの時は民主党)が怖かった。

アメリカはやはり大きな国だ。トランプの政治は嫌いだけれど、自国民を守ることに躊躇はしない。
今回も一番に、武漢に住むアメリカ人にチャーター機を飛ばして国外脱出をはかると言った。
日本も遅ればせながら、そうするらしい。

そして、福島の原発事故もアメリカはそういう捉え方をしていたのだったのだと、、、、

(杞憂)だった。ががが、、、今も続いているし、正直、将来の展望も見えないのが原発の周辺地域だ。

     ☆     夢だけは壊せなかつた大震災    女川町の子供

早く、一日も一時間も一分もコロナ災害が去って欲しい。
コメント
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