
牡蠣小屋の並ぶ港へ行く。
昨年は一度も訪れなかった。今年こそと行った。
良いお天気。
独りで牡蠣小屋の吟行へ。
我が家から見るのと反対に市役所や大学が。

防波壁には牡蠣網や様々な牡蠣を舟から降ろす時機会のが並んでいる。
🐢 コンベアー唸り牡蠣の運ばれ来

🐢 潮錆や牡蠣割る切っ先鋭き出刃ぞ

早朝、4時に剥いた牡蠣が、、、
昨日は市場が開いていたので出荷用の牡蠣の剥き身だそうだ。
以前詠んだ句。
🐢 牡蠣割りが見たけりゃ明日の朝に来な
ここのご主人の言葉をそのまま詠んだ。
そうなんだ!市場に出荷するには朝の4時からの作業でなくては間に合わない。
大変な仕事だ。

山のように積んだ牡蠣が出刃包丁で、殻の汚れを落とされてゆく。
垢や汚れを落とされた牡蠣は水槽で保管をされて、牡蠣焼きに使うそうだ。
🐢 波高く牡蠣の筏で酔つたとや
若い息子さん。波が高くてふらふら船酔い状態だと。
それでも牡蠣の山に向かって作業をやっている。

🐢 喉飴を離せぬ牡蠣の作業場
単なる説明だ、推敲推敲。。。。
🐢 塩の舞ふ牡蠣小屋口中塩まぶれ
牡蠣を剥いていると口の中に塩が入って辛くて困るそうだ。
それで、いつもカンロ飴やのど飴をふふみ作業をすると言う。

牡蠣筏で育てた牡蠣は娘さんが経営する牡蠣焼きの店が隣に。
昨日は大入り満員の牡蠣焼きの食べ放題のお客さんだった。
🐢 牡蠣焼く香鼻むずむずと源内さん
近くに源内さんの旧居。そして大きな源内さんの銅像が見える。

牡蠣小屋が並ぶ辺りから見た小豆島。
観音様が我が家から見るより大きく見える。大阪へ向いているのだ。
ヨットも出ている日和だ。
🐢 源内さん遊ぶ志度湾牡蠣育つ
🐢 牡蠣舟の舫ふ勤労感謝の日
🐢 菊咲かせ葱太らせて牡蠣の浦