奥に見えるのが、海女の墓。
よく観光地で見かける絵看板があり、記念写真を撮るとき頭だけを出して、ここに来ましたという、あれをいつのころから置いている。
4~5年前まではボランティアの老婦人がいて、毎朝お墓に花を供え、掃除をしていた。
その、お供えの花がいつも大輪のカサブランカであった。
シンちゃんを連れてお参りに来るたび立ち話をしていたものだ。
お亡くなっりになったのか、見えなくなった。
そしていつの間にかこの絵看板。人目を引く。
悪いとは言わないが、風情が無くなったこと、、、
今、彼のご婦人が生きておられて、この絵看板を見たら、何んとおっしゃるだろうか?
目を丸くするのではないかしら?
有名な謡曲。
⦅海士 あらすじ⦆
藤原房前(フササキ)大臣は母の追善のため讃岐・志度寺に赴く。海人が現れ、水底の月を見るために梅松布(ミルメ)を刈るよう命ぜられると昔話を始める。ー唐土から贈られた面向不背の玉がこの浦で龍神に奪われ、藤原淡海公がある海人と 契りを交わし、宝珠を取り返えせば生まれた子を世継にすると約束。海人は命がけで竜宮に向かい宝珠を奪い取ったー。語り終えた海人は、自分が房前の母だと名乗り海中に消える。大臣は浦人に 事情を聞き、亡き母の手紙を読み十三回忌の供養をする。すると龍女の 姿で母の霊が現れ、法華経の功徳で成仏したと喜び経文を唱えて舞を舞う。
藤原房前(フササキ)大臣は母の追善のため讃岐・志度寺に赴く。海人が現れ、水底の月を見るために梅松布(ミルメ)を刈るよう命ぜられると昔話を始める。ー唐土から贈られた面向不背の玉がこの浦で龍神に奪われ、藤原淡海公がある海人と 契りを交わし、宝珠を取り返えせば生まれた子を世継にすると約束。海人は命がけで竜宮に向かい宝珠を奪い取ったー。語り終えた海人は、自分が房前の母だと名乗り海中に消える。大臣は浦人に 事情を聞き、亡き母の手紙を読み十三回忌の供養をする。すると龍女の 姿で母の霊が現れ、法華経の功徳で成仏したと喜び経文を唱えて舞を舞う。
この海女の墓が、奥に見える墓である。
志度寺の駐車場から、参拝をする時はきの海女の墓を左に見て本堂へ行く。
お遍路さんは 海女の墓 には関心が無いのか、素通りをする人が多いみたいだ。
二週間ほど前、NHKの古典芸能の時間に、この謡曲を舞っていた。
偶然のチャンネルを合したのだけれど、切々と海女の感情が乗り移ったように男性の舞手に魅いいった。
その。玉取り伝説の残る志度湾。
琴電の駅名にも (房前)がある。
🐢 玉取の悲話の志度浦牡蠣太る
昨日、ネットで選をされていた。
ここ志度湾の牡蠣を詠んだ。