老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

裁縫三昧

2021-05-25 23:38:38 | シニア
 
マンションの駐車場に紫陽花が6~7株ある。
一番先に、咲きそろう一株が、この赤い紫陽花。
酸性?それともアルカリ性、華やかな紫陽花だ。
 
      
 
 
     🏡     かしましき生協仲間四葩咲く
 
若い生協の仲間に助けられて、お喋りも楽しい。
 
       
 
        十薬を挿して山家の外厠
 
マンションの庭の隅に十薬の花さかり。
毒をもって毒を制するのか、十薬の花を美しく思った。知恵だ!
 
      
 
昨年から買っていた生地を使ってやっと夏の普段着を縫った。
デパートの久留米絣の専門店で、洋服の品定めをしたとき、色々選んでいる間に、これくらいの夏服だと自分でも縫えると思った。
店員さんに自分で縫ってみたいから生地だけの注文はできるか聞いた。
久留米の本店に電話をかけて、大丈夫です。同じ生地があれば、お分けしますとの答え。
この色は着たことが無い。
簡単に縫って涼しかったらよいと、、、と注文をした。
あれから一年。
生地のまま置いていたが、早く仕上げなければ、コロナもあるし、、、
 
      
 
ラグラン袖。胸をひらいて着やすく、そして涼しいのが一番だ。
 
久留米絣は好きな素材だ。
自分で縫えば、世界で一点の服になる。
地味でも派手でも無く今年の夏の用意ができた。
 
 
         夏服を縫ふフォスターが流れおり
 
          悔やんでも悔やめぬ染みぞ麻の服
  
           
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かたばみ

2021-05-25 00:26:29 | シニア
 
かたばみ。
すいすい草。
 
噛むと口の中が酸っぱくなるのを知っていて、田舎の子は、この花でおままごとにしたりして遊んだものだった。
 
道の辺に咲いていて今でもよく見かける。
屈んで見ると、可愛い花だ。
 
紫かたばみ。束ねて一輪挿しにでも挿すと、あなどれぬ可愛さだ。
 
       かたばみの花大足が踏んで過ぐ   河野友人
 
 
最近、zoomで「芭蕉」の講義?
師が選んだ大岡信氏の「折々のうた」からの抜粋句を結社の女性の第一人者が述べられるのを聞いた。
感服をした。
自分の俳句や生活の姿勢を省み、ゲームばかりやっていては駄目だと無為な生活をだらだらとやっている自分を、大いに反省をした。
 
俳句を良く研究されている。
田舎に住んでいて、パソコンがあれば、zoomで勉強をできる便利な世になっている。
 
さざなみ、、屁のような、、、
政府の高官がマイナーな意見を発して辞任をした。
まあ、コロナも世界の国の感染者の数に比べると、日本は少ないと思う?解らぬ意見でもないが、官僚は四文字熟語には強いが、唯我独尊、、美しい日本語には程遠い表現しか出来ないと思うところだ。
 
 
         酢漿草に跔めばもどりたる童心
 
         かたばみを摘みをり大き名札の児
 
         甦る想ひかたばみ花束に
 
             
 
 
     
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