袋物の断捨離から始めた。
少しづつ断捨離をやっているが、捨てるより荷物は増えるばかりだ。
大島紬で作ったリュックサック。
大島紬は弱い。
もんぺも作ったけれど痛みが激しかった。
布を集めるのが楽しみだった最初の頃の袋。
使用するより布は余す方が多い。
香川の綿で織った、ぼた織。
この他に沢山作ったけれど、残っているのはこれ一つになった。
皆、プレゼントをした。
作る楽しみが先ず一番。
誰彼にすべてプレゼントしてしまい(喜ばれもしないのに)因果な性分だ、馬鹿だと思う事が往々にある、、、、
これは、私が独身の時、仕立て屋さんで作った初めての服。
町一番の仕立て屋だった。
想い出の品として取って置いたのを使い作った。
他に帽子、ポセット。それは見当たらない。
断捨離をやろうと押し入れを開いた。
捨てられない。
まだ袋物が箱に二つばかり詰まっている。
明日の私の身体の事を思うと、早く整理をしなくてはならないのだが、えーいと決心がつきかけて、身軽にならない。
昨日はお裁縫をしていて、針で指を突いた。
痛みより、指から噴き出した血に驚いて悲鳴が。。。
手の平が血で真っ赤に染まった。
腕には血液さらさらの薬を飲んでいるから、無数の毛細血管から出た血の跡がいくつも。消えた事がない。
⛄ 鎌鼬棲みゐる身ぬち哀しとも
こんな句ができた。
しり取り俳句から
💌 夜は爪を切るなと婆さま囲炉裏燃ゆ
💌 年つまる断捨離遅々進まざる
💌 木守りが木ごとにありぬ柿農家
💌 公園の掃除機落葉一飲みに