こんな杖を医院から貸し出された。
誰に!
連れ合いに。
日曜日、散歩をしていて足がつったらしい。
よくある。私の場合は寝ていて布団の中で。
夜になっても痛みが増すばかり。
私が足を見せてもらった時は右足が左足の二倍にこちこちに腫れている。
日曜日だから病院に行かずに我慢をしていたが、我慢も限界だと、救急病院に行った。
若い内科の女医。
血液検査をし、レントゲンを撮っても、女医には判らない。
若い医師は経験不足。
命に関わるような事は無い、、、から。その言葉だけ信じて帰った。
あたかもサッカーの試合中で、タクシーで帰る。
街はゴーストタウンみたいだ。
すれ違う車も無い。公園のメイン通りのイルミネーションが瞬くばかり。
一夜明けて、夫はかかりつけの整形外科へ行った。
予約診療の医院だから長く待たされて、8:30分に行ったが、帰ったのは12時。
松葉杖をついて。
「肉離れ」だと。
日曜の夜、昨日、そして今日。
私の方が神経も肉体も疲れ果てた。
病名が判って良かった。
肉離れで足が黒く(少し)なり象さんのような足になるとは知らなかった。
血管の異常でなくてよかった。心臓にステントを何か所か入れている。
そんなこんなで今晩になってパソコンを開いてみた。
さて冷蔵庫の中は、昨夜の夕食で、肉や魚は無くなった。
買い物カートを引いて、近くのマーケットに行く。
買い物だけで疲れた。
一日中うとうと。
老々介護の予行演習みたいだ。
当分右足に負担をかけれない。もっとも松葉杖をついて歩いていては無理。
予定をしていた先祖のお墓詣りは息子に行ってもらうことに。
ああ全く。
齢はとりたくない。
🚃 席くづれ落ちさうな人暖房車
真昼の電車が傍を通る。
コトコトのどかな田舎の電車。
前のめりで席から落ちそうな人が見えた。