老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ブローチ作り

2021-05-26 15:17:51 | 体力ないシニア
         
 
あっぱぱの残り布でブローチを作った。
 
ブローチは、たくさん持っている。
それなりの宝石のネックレスやブローチも。
時計も指輪も持っているが、若い時からこれら時計や指輪をすると肩が凝る。
寒い時、靴下を履いても肩が凝る。
それらは持っているだけで全く使わない。
 
最近は自分で手作りの服を拵えているからおのずから、木綿の生地が多い。
それに合うブローチを作ることに開眼をした。
今日も朝からブローチ作り。
 
白い服の胸元に飾ろうか?
まあ、使わないだろう。作ることが好きなのだ。
 
今日も災難が、、、。
押し入れの奥を掃除していて膝をついた。
それからだ。
立てなくなった。
家の中でも杖なしでは歩けぬ。
姿勢が悪かった、腰に負担がかかった、膝の曲げ方が悪かった、、、
ああ、、、嫌だやだ。
 
 
             セーターに母の形見のオメガかな
 
          藍浴衣根付のひょっとこの躍る
 
         風吹けば胸の鈴なる蓮見舟
 
 
 
          泉掬む帯ゐし鈴の鳴りにけり    葉
 
昔、俳句王国で何人かの選を受けた。
思い出に残る句。「泉」が兼題であった。
忘れていたことをふと想いだした。
 
 
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裁縫三昧

2021-05-25 23:38:38 | シニア
 
マンションの駐車場に紫陽花が6~7株ある。
一番先に、咲きそろう一株が、この赤い紫陽花。
酸性?それともアルカリ性、華やかな紫陽花だ。
 
      
 
 
     🏡     かしましき生協仲間四葩咲く
 
若い生協の仲間に助けられて、お喋りも楽しい。
 
       
 
        十薬を挿して山家の外厠
 
マンションの庭の隅に十薬の花さかり。
毒をもって毒を制するのか、十薬の花を美しく思った。知恵だ!
 
      
 
昨年から買っていた生地を使ってやっと夏の普段着を縫った。
デパートの久留米絣の専門店で、洋服の品定めをしたとき、色々選んでいる間に、これくらいの夏服だと自分でも縫えると思った。
店員さんに自分で縫ってみたいから生地だけの注文はできるか聞いた。
久留米の本店に電話をかけて、大丈夫です。同じ生地があれば、お分けしますとの答え。
この色は着たことが無い。
簡単に縫って涼しかったらよいと、、、と注文をした。
あれから一年。
生地のまま置いていたが、早く仕上げなければ、コロナもあるし、、、
 
      
 
ラグラン袖。胸をひらいて着やすく、そして涼しいのが一番だ。
 
久留米絣は好きな素材だ。
自分で縫えば、世界で一点の服になる。
地味でも派手でも無く今年の夏の用意ができた。
 
 
         夏服を縫ふフォスターが流れおり
 
          悔やんでも悔やめぬ染みぞ麻の服
  
           
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かたばみ

2021-05-25 00:26:29 | シニア
 
かたばみ。
すいすい草。
 
噛むと口の中が酸っぱくなるのを知っていて、田舎の子は、この花でおままごとにしたりして遊んだものだった。
 
道の辺に咲いていて今でもよく見かける。
屈んで見ると、可愛い花だ。
 
紫かたばみ。束ねて一輪挿しにでも挿すと、あなどれぬ可愛さだ。
 
       かたばみの花大足が踏んで過ぐ   河野友人
 
 
最近、zoomで「芭蕉」の講義?
師が選んだ大岡信氏の「折々のうた」からの抜粋句を結社の女性の第一人者が述べられるのを聞いた。
感服をした。
自分の俳句や生活の姿勢を省み、ゲームばかりやっていては駄目だと無為な生活をだらだらとやっている自分を、大いに反省をした。
 
俳句を良く研究されている。
田舎に住んでいて、パソコンがあれば、zoomで勉強をできる便利な世になっている。
 
さざなみ、、屁のような、、、
政府の高官がマイナーな意見を発して辞任をした。
まあ、コロナも世界の国の感染者の数に比べると、日本は少ないと思う?解らぬ意見でもないが、官僚は四文字熟語には強いが、唯我独尊、、美しい日本語には程遠い表現しか出来ないと思うところだ。
 
 
         酢漿草に跔めばもどりたる童心
 
         かたばみを摘みをり大き名札の児
 
         甦る想ひかたばみ花束に
 
             
 
 
     
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泣きっ面に蜂

2021-05-23 10:52:46 | カラ元気のシニア


昨日、膝から水を抜く。
調子が良かったから、、、と近郊の薔薇を観にゆく。

     

港の薔薇はもう散りかけている。

この公園の薔薇も少し散り始めたのも、、、

    


私の好きな色は橙色にちかい色のこの薔薇。

    



おっとと、、、と。
薔薇に気を取られて、下を見ずに歩いていた。
30センチくらいの高さから後ろむきに落っこちた。足を踏み外した。
あああ痛い。腰を打ち込んだ。背中まで痛む。
そして最近の瘦せたお尻の尾骶骨も思い切り打った。
お風呂の中でも底に骨が当たって痛いのに、、、

     

転んで立ち上がれぬ私に気付いた人が5,6人寄って来て心配をしてくれる。

そこへ私がはぐれた?(狭い公園で)と夫が探しに来た。

    

おちょこちょいの私を見つけた夫が半分は怒っている。
いつものように写真を撮るのに夢中で
「危ないこっちゃない、注意が散漫、、」
と叱られた。
しかし痛くて起きれない。

    

小ぶりながら元気で華やかなバラが、、、

手を貸して立ち上がらせて
「早く家に帰ろう」
と言うが 、せっかく薔薇園に来たのだから、、、
手を引かれて痛み耐えながらに写真を写した。

    

    コスモスの花びらのような薔薇が。

         
  
凛とした濃いピンクの薔薇。美しい。

    

人を寄せ付けないように気品ある?危険な魅力的な黄色い薔薇。

     

頬を染め、はにかんでいるような薔薇。

            


黄色い薔薇も集まれば何故だかいたずらっ子に見える。


    

木陰で色濃く秘密を語っているような感じの赤い薔薇。

        
               

白い花はいつ見てもきれいだ。
清楚なる言葉を使うには少しばかりマンネリだが、、、
     



大いなる天上の方がシグナルを送ってきたと思うことにして、夫に手を引かれそこは段差がある、、そこは水たまりだと痛みをこらえて写真を撮った。
昨日までの足の痛みは無い。しかし打ち込んだ腰が痛い。

弱り目に祟り目。
踏んだり蹴ったり。

でも、これくらいで済んで良かった。
捻挫をしても、足に罅が入っても困ったことだ。

これに懲りて、無理はするな!注意をおさおさ怠るなと、天上人の注意喚起、警告を守ろう、、、と思った次第だ。

パソコンを打てた。
腰に貼り薬をし、コルセットを巻いて日常の動きはできている。


     🌹     ばらの花に棘薔薇園に落とし穴


     
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漁港の突堤の岸壁の絵

2021-05-18 21:29:13 | シニア


梅雨曇り。
物好きで好奇心が旺盛な私は以前テレビのニュースで報じられていた、漁港の突堤に描かれた絵の見物にゆく。
およそ50メートルほどの、思い思いに描いた絵が湾の突堤の壁にある。




子供?が描いた絵に外国から来ていた人が触発されて、大きな絵を記念に描いて帰国?した。そんな、、、、ふうに聞いたのだけれど、、、




あった。あった。
傍まで行って見たかったけれど、湾を挟んで遠くから眺めた。

あまり近くまで行くとなぜか漁港から今にも漁に発とうとしている漁師さんの邪魔になる気がして、近寄れなかった。

遠目には マリンアートの巨匠-クリスチャン・ラッセンの絵の世界があった。
イルカや鯨が幻想的に、、、
海の面に映っていいな、綺麗だ ( ^ ^ )/





少年?
らしき人がじっと海をみていた。
青春真っ只中で何想いふけっているのだろう。
じんときた後ろ姿だった。

子供達の作品だろうか、蛸に亀にイラストまじりの面白い魚や海の生き物が
生き生きと! いいな (^_-)-☆ いいな(^^♪




放水をしながら機会の工事をやっていた。
皆、元気だ。
こことコロナは別世界のようだった。

今日も極楽とんぼの私ののんきな生活態度だった。


     🐠    鯵を干す燧灘の風ぞんぶんに

     🐡    蜑の庭群れ咲きありぬ紫蘭かな

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