Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

落語

2006-04-16 | 想い・雑感
 縁あって毎年同じ落語の師匠のお話を聞く機会がある。
 話芸というだけあって、毎年芸に磨きがかかっていくのが分かる。

 音楽でもライブの迫力というのはCDとは全く違うが、落語もテレビと生では全く違う。体の動き、息使い、目の動き、体温などが直接伝わってくるので、話しがなめらかだとどんどん引き込まれていく。声だけが聞こえてくるCDやテープとは全く違う世界だ。直接接するというのは、やはり伝わる情報量が全く違う。

 人と人がコミュニケーションする場合も同様だ。メールや電話と、直接話すのでは全く違う。直接会ってコミュニケーションする場合は、言葉自体より、動作や表情、目の動きなどの方から、人はずっと多くの情報をキャッチしているという。

 同じような声で、同じ内容を語っていても、人にいやな印象を与える人と、好感を与える人がある。これは言葉以外(ノンバーバル)の表現に起因するのであろう。一度鏡を見ながら、自分が話しをするときの表情や動きをチェックする必要がありそうだ。