Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

春霞?

2006-04-24 | 想い・雑感
 今朝起きると、近くの山がかすんで見える。一瞬春霞?と思ったが、全体が黄色っぽいのだ。黄砂の影響だった。

 黄砂は、中国では紀元前1150年頃には記録が有るようだし、お隣韓国でも170年頃の文献に出てくるそうであり、自然現象の一つとも言える。しかしここ数年、黄砂の量が極端に増えてきているそうで、中国大陸の砂漠化がその原因とも言われ、環境問題としてクローズアップされてきている。

 黄砂の影響で、呼吸器の障害が増えたり、洗濯物が汚れたりという害もあるが、物事には多面性がある。黄砂は遠くハワイまで到達することもあるそうで、黄砂に含まれているカルシウムその他が、ハワイあたりでの植物の生育を助けているという話もある。また、日光を遮り温暖化を抑制するとか、雨をアルカリ化し酸性度をおさえるとか、良い面もある。

 日中韓で黄砂の研究を合同で行っているようだが、黄砂という現象一つとっても、環境にどう働きかけるかというのは難しい問題を多く含んでますね。環境という複雑な系を、人間の微々たる知識や知恵では、なかなか理解するのが難しいのでしょう。
 

円楽さん

2006-04-24 | 想い・雑感
 日曜の夕方に放送される「笑点」は、私が物心ついた頃には始まっていました。名物の大喜利は打ち合わせ無しのぶっつけ本番、と随分前に聞いたことがあります。まさに噺家の実力がそのまま出てしまう世界。出演者の勇気と芸には驚くばかりです。

 また出演者も単にはやりという人ではなく、芸と呼べる物を持った方がほとんどであり、見ていてホッと安心できる番組です。

 その番組の司会者を長く勤められた円楽師匠が、司会者役を退くとのことです。そういう時期になったのでしょうね。脳梗塞から復帰したが、人の話に対し即座に反応できていないというもどかしさがあり、そんな自分が芸人として、特に素早い反応が求められる大喜利の司会者として人前に出ることを許せなかったのでしょうね。ここらが潮時ということでしょう。

 潮時を見逃さないと言うのは大切なことなのかもしれません。1人の人生の中でもその時どきで役回りが変わる、潮時があります。その時期を見逃さず、自分に与えられた役回りを誠実にこなしていきたいものですね。円楽師匠もますます活躍してくださることを期待します。また笑点というホッとできる番組も続いていってほしいと思います。