Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

人の振り見て

2006-04-27 | 想い・雑感
 人の振り見て我が振り直せと申しますが、なかなか自分の身を振り返るというのは難しいものです。

 交通機関で携帯電話をしている人を迷惑そうに見ている人が、着信があればやはり話し始めたり、おしゃべりしているおばさんたちをうるさがる人がやはり大きな声で話したりと、例を挙げればきりがない。

 しかししょうがないではすまされないのが、ウィニーなどを通じて流出する個人情報ですね。個人情報を扱っているという認識と、ウィニーをインストールしているというたった二つの事実に気づきさえすれば、防げるものがかなりあるはずなのに、今だに流出が報じられております。

 今回はあろう事か、流出の原因となったのが新聞社の社員である。メディアとしての影響力の大きさをしっかり自覚し、細心の情報管理をしてもらいたいものですね。かなり責任は重いと思いますよ。

 病院も我が振りを見直さなければなりません。病院のデータ管理をするのに、医師に持ち出し禁止のPCが使用できるようになっておらず、結局医師個人のPCを使用している病院も少なからずあるはず。データの院外持ちだし厳禁を徹底する必要と、情報管理システムを病院として構築する必要がありますね。

担当者は誰?

2006-04-27 | 想い・雑感
 チェルノブイリ原発事故20年国際会議で、世界保健機関(WHO)の担当者が「事故が原因でがん死する人数は将来発生分も含めて4000人(今月、9000人と修正)」との予測を出した。これに対し「あまりにも少なすぎる」との批判が出されているとのことで、4万人以上の死者が出るとの予測もある。

 どちらが正しいかはわからないが、WHOは人類の健康を守るための提言を出すのがつとめだろうから、少なめに見積もっていたとしたら問題だろう。

 どんな報告でもそうだが、それを誰が出したのかはとても重要なことだ。インターネットの発達に伴い、容易に情報が手にはいるようになってきたが、その情報の信頼性を確認するのはかなり困難だ。

 WHOにしても、内部では国益がぶつかるような事態も当然予想される。WHO の中でもどのような立場の方がこの報告書をまとめたのかも問題であろう。

2006-04-27 | 想い・雑感
 旬の竹と書いて筍(たけのこ)。

 旬という言葉が死語になるのではないかと思うくらい、多くの食材が一年中手に入る昨今だが、やはり筍は春がおいしい。

 アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富で、当然繊維質も多く、自然が恵んでくれた健康食品。

 取れたての筍をいただき、炊き込みご飯などで食べた。春の息吹、力強く若い命を体に取り込んだようだ。孟宗の母親が食して病が癒えた(孟宗竹という名の由来)というのもうなずける気がする。

 人の体は、口から食べたもので構成されている。食べることの大切さを今一度考える必要がある。