Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

湯疲れ

2006-08-08 | 想い・雑感
 薬などがあまり無い時代の日本では、湯治と称して長期にわたって温泉で体の不具合を治す努力をしていたようです。湯治をはじめて数日くらいすると、中には体が逆に具合悪くなることもあったようで、これを湯あたりと呼んだようです。

 湯あたりがどうして起こるかはよく分かっていないようですが、すこし温泉に入る回数を減らしたりして体を休めることにより、回復するそうです。

 私も湯あたりするくらい、ゆっくり時間を取って温泉に行きたいものですが、なかなかそうもいきません。短い休みを取って、それーっと温泉に行くのですから、湯あたりする間もありません。

 でもせっかく来たのだからと、何度も湯につかるものですから、湯疲れはしますね。なんともせせこましい時間の使い方です。

王さん再入院

2006-08-08 | 医療・病気・いのち
 胃を全部取った後は、食道と空腸をつなぐことになります。胃が有るときと比べて、一度に飲み込める食事量が少なくなります。特に術後数週間から数ヶ月間は、吻合部(つないだところ)がまだ腫れており、食事が通りにくいこともよく見かけます。

 この時期は焦らず、よく噛んで(口で胃の代わりをするくらいのつもりで)少しずつ食べることが肝要です。一度食べて苦しい思いをすると、そのあと食べるのが怖くなって、スムーズに日常に戻れないこともしばしば経験します。

 吻合部が落ち着き、腸の動きもスムーズになるにつれ、食事摂取量は増加していきます。

 でも王さんみたいに、つまった食事を内視鏡で取り出さなくてはいけないほどのつまり方は珍しい気もします。勢いよく塊のまま食べてしまったのでしょうか。