Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

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ダンジーブログ

腹腔鏡下手術

2006-08-16 | 医療・病気・いのち
 最近では、胃の手術も腹腔鏡下に行うことが増えてきた。
 
 通常の手術以上に、チームとしての成熟が必要な手術だが、腹腔鏡を利用することによって、患者は臓器を空気にさらす時間が短くなり、傷が小さくてすむ。

 さらには、モニターを皆で見ながら手術できるので、チームのすべてがやっていることが見える。

 難易度は高いが、手術やを拡大して見ることができるので、細かい操作ができる。ただ逆に見ている範囲が狭くなるので、常に全体像をイメージしながら、手術を進めていくことが大切である。そのイメージは、通常の開腹手術で培った経験が大きくものを言うと思う。