Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

2006-10-21 | 想い・雑感
 地球の衛星写真を見てみると、緑のほとんどない領域の広さにびっくりする。アラビア半島を中心として西は北アフリカ大陸、東は中国へ向けて茶色く見える地域が続く。

 それに比べると、日本の国土は緑深い。

 ところが少しずつ日本を拡大すると、関東平野は悲しくなるほど緑が消失している。衛星写真ではわかりにくいが、他の地域でも、伐採後の植林を行わない業者が多く、森はどんどん減っているといわれる。

 森の減少は、自然災害の引き金になるという問題もあるが、日本人にとっては、心の故郷の消失を意味していると思う。

 トトロの森で描かれているように、森には豊かな命を感じることができる。また命や自然への畏れを感じることもできる。そんな森が、日本人の宗教観の形成に深く関わってきたことは間違いない。

 人も自然の一部である以上、自然の荒廃は、当然人の荒廃を引き起こす。森が消失し、乾いた土やコンクリートに覆われてくれば、人の心も乾いてくる。

教育

2006-10-21 | 想い・雑感
 組織の円滑な運営を図る際、管理を徹底すればよいと考える人たちがいる。

 管理という視点は必要だろうが、上に立つものが手っ取り早く成果を出そうと管理強化をしているような面が目立っていると感じる。

 また、管理責任者を作り、管理に不手際があれば、責任者のさらに上の立場に在るものは、管理責任者の責任を問うだけで、自分には責任無きが如き顔をすることも多い。

 下のものを締め付けすぎれば、いつか爆発し組織の存続自体が危うくなる可能性もある。

 現在いじめ問題の解決策の一つとして、教育委員会の強化があげられているらしい。でもそれは、現場教師の締め付けになるに過ぎず、問題の根本ではないような気がする。

 戦後60年。こころの問題をないがしろにしたままで、その場しのぎの教育手法を繰り返したつけが今噴出しているのだと思う。

 大きな自然、宇宙の、人智を超えた営みの中で、今私たち一人ひとりが、得がたき生を得ている有り難さを教えていくような教育はないのだろうか。

 教育委員会の委員の中には、長い教員生活を経てきた方も多いだろう。小手先の手段ではなく、年長のものとしての知恵をぜひ出して、国に対して提言するくらいの意気込みを見せてほしい。その姿勢を見せること自体も、教育であろう。