Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

尿カテーテル

2007-06-04 | 医療・病気・いのち
全身麻酔で手術が行われるときは
尿量をチェックする必要があります

脱水になっていないか
循環は保たれているか
腎機能に問題はないかなどなどをみる
一つの指標となるからです

尿量をきちっと測定するために
膀胱までカテーテルを入れておきます
そこからバッグまでつなぎ1時間あたりの尿量を測定するのです

カテーテルを入れるのは全身麻酔がかかってから入れます
男性の場合
特に高齢の男性の場合は前立腺肥大のため
カテーテルが入りにくいことがあります
そのときは泌尿器科の先生にお願いすることとなります

また淋疾などで尿道炎を起こした既往のある方は
尿道狭窄を起こしておりやはりカテーテルが入らないことがあります
これは男性でも女性でもあります

そのときは尿道ブジーといって
細いものから徐々に太い棒に替えて
尿道を拡張することになります