Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

長い夜

2007-06-28 | 医療・病気・いのち
大切な決定をしたり
大切な内容の手紙を書いたりするのに
夜という時間は適していないと聞いたことがあります
考えているうちに
精神が高揚し
決心や手紙の内容が
良い方向からぶれるからだそうです

病院は
そんな夜の時間が
とても長いところです

消灯時間が21時とか22時のところがほとんどではないでしょうか
消灯になったからといって
眠れるわけではありません

天井を見ながら
あるいは眼をつぶって
様々なことを考えてしまうことも多いでしょう
胸が苦しくなるほどの不安に襲われることもあるでしょう
また眠りたいのに 痛みで眠れないこともあるでしょう

病院の夜は
孤独で 長い

医療者は患者さんの睡眠に
気を配らなくてはならない

高い靴音を鳴らして
夜の廊下を歩く職員など
言語道断だと思う
やわらかい靴底を選ぶくらいの良識は
持っていただきたいものです