Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

味覚

2008-03-09 | 想い・雑感
私たちが味という刺激を受け取るのは
舌の味蕾である
そこで受けた刺激が脳に伝えられ
辛いなぁ 甘いなぁ しょっぱいなぁ うまいなぁ
などと感じる

人と人との間でも
味覚には大きな違いがある
種が変わればその違いはもっと大きなものになるのだろう
大腸菌にとってもその体内(細胞内)に取り入れたいものとそうでないものの峻別
つまり好みがあるだろう
これを味覚と言っていいものかどうか分からないが
元をたどれば
人間の味覚だって
大腸菌の好みの延長であろう

その感覚に対してああだこうだとご大層なことのように
語るのを聴くのは趣味ではない
しかしごちゃごちゃ味付けしたものではなく
新鮮な食材を
単純な味付けで食す幸せは感じる
その単純で新鮮な食にこそ
体に 生命に 必要な食を選び取る感覚にこそ
本来の味覚の意味があるのではないだろうか

◇   ◇

ネコは甘みを感じないと聴いたことがある
でもケーキのクリームなどを指に付け差し出すと
喜んでなめる
本当に甘みが分からないのかなぁ
単に脂肪分と炭水化物を摂取したいという本能だけで
別の味覚をかんじているのかなぁ
と不思議がっているうちに
ふと思ったこと

遺伝子組み換え作物

2008-03-09 | 想い・雑感
遺伝子組み換え作物が随分増えてきているらしい
特に中国やインドなどでは
組み換え作物の作付け面積がかなり増えているという

地球上の食料事情から
より効率的に食料を収穫できるようにすることが
求められているのかも知れないが
生命の歴史で遺伝子が操作されるなどというのは
初めての出来事であり 大規模な実験でもある

今後どんなことが起こってくるのか誰にも分からない

遺伝子組み換え作物を食べると
人間の遺伝子に直接影響が出るなどという
短絡的反応にはつきあえないが
地球上の生態系になんらかの影響を及ぼす可能性はあるだろう

たとえば
病気に強い作物
これは植物の病気の原因であるウィルスや細菌に強い作物だったりするのだろうが
その細菌だって食物連鎖の中に含まれているはずである
だから連鎖に何らかの影響が出てくる可能性はある

遺伝子が組み換えられるということは
作り出すタンパクが変化するということ
その変化したタンパクが他の生命に影響なしとも言い切れない

寒冷に強い作物
野生化すれば
本来の植物生態系に影響はあるだろう

遺伝子組み換え作物の開発が
良いとか悪いとかの判断はできないけれど
人間の操作が
野に放たれることになるのだから
きっと何らかの影響は出るでしょう

その影響がどんなものになるのかに
すこし不安を感じる

それにしても
どこまでが 自然 なのでしょうね

こころのベクトル

2008-03-09 | 想い・雑感


どんな人でも弱い面をもっている
不安になったり 傷ついたり 心が折れたりする 
そこを何とか自分一人で乗り越えようとする人は
自分の心のバランスを壊さないようにしようと
あーだ こーだ と心を震わせる

そんな時
自分自身の方向へ向きそうなこころのベクトルを
ほんの少し 外に向けてみるのも良い
それが難しいのは分かるけど
ほんの少しでいいのだ

つらさをほんの少し漏らしてみる
関係ないことでも話してみる

すると何かが返ってくる
力がもらえることもある

病を得たときも
一人で抱え込まずに
不安を漏らしてみよう
思ったよりずっと支えてくれるひとが現れる