
おもしろかったのだが、この、文庫の解説がすばらしくて、「それはそうだろうな。でもわたしは、ここに書いてあることは、全部うのみにしないでいよう。」とあって、我が意を得たり、と思ったことだ。たぶん、この本に書いてあることはほとんど本当のことだろうとは思うけれど、半分疑っておこう。それから例えばこの本の中で森喜朗の犯罪が明確に示唆されている、たぶん明らかなのだ、憶えておこう。
それにしてもこの本や、あるいは名作映画「それでもボクはやってない」などで、この国の裁判は茶番というか、真実はまったく明らかにしないと言うことがますます明確になり、みんなに知られることになっている。おい、恥ずかしくないのか?