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Love in the little things

2007年06月01日 | オーラソーマ・ボトルストーリー
Love in the little things



カレンダーを見ているわけではないのに、

玄関に母が植えた白い額紫陽花が
6月1日にあわせたように、咲き始めた。






白い細い手で、一生懸命に植えた
この紫陽花が、次の年にきちんと根付いて花を咲かせた時
母はとても喜んでいた。

母はここにはいないのに、
きちんとこの紫陽花は咲く・・・。

暫く、降り始めた雨の音を聞きながら
紫陽花をただ、じっと見つめる・・・

・・・・・・・・・・・・・・・


すると、不思議なことに
新約聖書のコリント人への第一の手紙 第13章の5節が
ふと、頭の中に浮かんできた。


コリント人への第一の手紙 第13章は
キリスト教の勉強をしたことが無くても
教会での結婚式に参列したことがあれば
誰でも耳にする、”愛”について書かれている、
有名な箇所だ。

私の頭に浮かんだ、5節はここだ。



”・・・・・(愛は) 

無作法をしない、自分の利益を求めない、
いらだたない、 恨みをいだかない。・・・”


そう、ひたすらに、ただそこにいて、
自分の咲く時期にむけて、葉を大きくし

私に
雨の季節に爽やかさと母の愛情をハートに伝えてくれる。


何をするでもなく、何を求めるでもなく、
見るものに”やすらぎ”を与えてくれる紫陽花を眺めながら、


”樹や花は、神様からの贈り物だ”と
どこかの本に、書いてあったのを、思い出す。


たしかに、この紫陽花は、神様の愛、そのものだ。




名前を知らない、花



千葉の外房の海岸そばの砂地に、
この花が咲いていた。

砂地に映えるこのマジェンタ色の花の名前を、
私は知らない。

けれど、何故だか気になって、じっと見つめていた。

去年の、11月半ば頃。


一緒に歩いていたナカムラ先生は
もう80歳近いおじいちゃまだけれど

私がこの花が気に入っている様子を見ていて
手に持っていた新聞紙に1株くるんで
私に手渡してくれた。

”持って帰って、植えてみなさい。
きっと、花、咲くから。


私はベランダにあった白い大きな鉢植えに
千葉の外房から持ち帰った一株を植えた。

一冬越して、初夏の眩しい光が差し込む
ある朝、きれいなマジェンタ色の花が、咲いた。






B67とB69



マジェンタは、天からの神聖な愛を表す色。
神聖な愛を天から地上に降ろすチャレンジをサポートする色。


”神聖な愛”とは、

日常のささやかな物事の中に隠されているという。

日常の中に、神聖さを見出し
どんな小さいことにも愛をこめて行っていく・・・

その積み重ねが大いなる愛、へとつながっていく。


ささやかなものにも心を配り、神聖さを見出していく・・・

神様は、
花一輪へも、愛をこめられて作られた。

その季節に合う色、その季節に必要な強さ、
その季節にきちんと咲くような体内時計もセットして。


私達も、
花一輪の美しさに気づくことで、
神様からの愛あるメッセージをうけとることが、出来る。



Love in the little things
~小さきことの中の愛~



今日から、6月。 雨の季節。

そんな時には、きっと

日々の暮らしの中で、”愛”を見つけやすいかも、しれない。














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