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Chi Spa ~”気” スパ

2007年06月24日 | せずにはいられない・・旅の話
Chi Spa ~”気”スパ





”気”が人の健康や活力を司る源である・・・


中国の伝統的な思想から、五行それぞれのエレメントに
基づいた施術を行う、スパ。

それが、浦東シャングリラホテル 新楼6階の
ワンフロア全てを使った Chi-Spaだ。








五行は、自然哲学の思想で、

万物は

木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという、説。


5種類の元素は互いに影響を与えあい
その生滅盛衰によって
天地万物が変化し、循環するという考えが根底にある。



まずは、カウンセリングで、自分のエレメントが
何かを知ることに、なる。


カウンセリングは、体調などのほかに

”First Impression”で


今、身体が欲している<味>。

例えば、甘・辛・酸・苦などから、1つ選ぶ。



そして、今、自分が感じている<色>。

例えば、青・黄・白・赤・緑などから、1つ選び、



そして、もう一度、同じ質問が繰り返される。




~ The "Earth" is your element.~


私のエレメントは、地球・・・つまり”土”と言われる。


確かに、これはあたりで

生年月日などから出す方法でも私は

水でも、風でも、火でもなく、”土”だった。


味覚や色彩の第一印象から導かれた答えと

生年月日からの答えが同じだったことに、

ちょっと 神秘的な驚き




カウンセリングや休憩に使わせる、オリエンタルなインテリアのコーナー




私のエレメント”Earth~土”は

植物の芽が地中から発芽する様子が元になっていて
万物を育成・保護する性質・・・を表している。

そして、春夏秋冬いずれでもなく

”季節の変わり目”の象徴。


ここでも、私の女性性とつながる。


私は、二人くらいのサイキックリーディングが出来る人から

”すごく女性性が強い人”

といわれたことが、ある。


・・・えっ 私が・・ですか・・・


私が思っていた”女性性”というのは
こう、なんというか、グラマーで、フェロモンたっぷりで、
マリリン・モンローみたいなのを言うのかと・・・





ところが、本来の意味するところの、女性性というのは

”継続する力、守る力、育てる力、癒す力、想像力、”であり、
これは、五行でいうところの”土”に近い。

”母なる大地”とはこのことか・・・。


つまり、ここでも、本来の私の性質と
カウンセリングの結果が一致した、ということだ。





いよいよ、施術



案内された部屋は、広々としていて
ベッドの傍らには、バラの花びらを浮かべ
微妙にライトアップされたバスタブがある。


まず、バラの花びらが浮かべられたフットバスに足を入れ
ジャスミンティーを頂く。

1フロア全体がSpaであるが、
幾つお部屋があるの?とたずねると

”nine” とのこと。

1つの部屋の大きさが、想像していただけるだろう。

(部屋の中は厳重に撮影が禁止されていたので
画像がありません。 想像してみて・・・くださいね。)


2日にわたり、施術を受けるわけになるのだが
どちらのセラピストも、
私のペディキュアのアートを見て、大興奮

まだ、上海ではペディキュアのアートは一般的では、無いようだ。


あまりに贅沢な着替え室やシャワーブースに驚きながら

ふわふわのバスローブに着替える。



Chi-Spa には、フェイシャルやホットストーン、指圧など
さまざまなメニューが用意されているが
私は、2日間とも

”Chi-Balance 気(ちぃ)バランス”という
シグニチャーマッサージをお願いした。


私のエレメント ”Earth" 用のオイルを調合してもらい、

儀式のように、不思議な鐘の音を鳴らしながら
スタートする。


その鐘の響きは、何重にも頭や身体を包み込み、
響き渡り、

すべてが宙に浮くかのような、錯覚さえ、する。





・・・その後のことは、あまり、よく覚えていない・・・




また、最初の時と同じように鐘の音が全身を包み込む。

振動していく音が身体の中に入り込み、目覚めを促す。


身体が軽くなった、というか

頭が軽くなった、というか(・・・これはマズイかな)

まだ、宙を浮いているような感覚のまま

何とか起き上がり、

再び、ぬるめのジャスミンティーを頂く。


80分のChi-Balanceのコースは
こうして、終わる。


五行のバランスがとれた、というのは

宇宙感覚の体験、であった。







Chi-Spa内に併設された、ギフトショップ




2日目のセラピストが、最後に私に言う。


”アナタノエイゴ、ジョウズデスネ”


私は、”アナタモヨ”と応えると

嬉しそうに笑う。


”ココハ、ドンナヒトガ、ヨククルノ?

ニホンジン? ソレトモ  ガイコクノヒト?”

と私が質問すると、

セラピストは笑って、


”イイエ、 シャンハイニ スンデイルヒトガ、
イチバン オオイデス。”


と答える。





その日の昼間、散策した上海の庶民的な暮らしぶりと

この贅を極めたChi-Spaを利用する上海の人々・・・



どこまでも高く伸びていく 高層ビル群と
戦前からある住宅に住む人々・・・




上海の、格差社会を垣間見た気が、した

浦東シャングリラホテル 新楼にある、

Chi-Spa~”気”スパ。






















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