YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

鳩間島脱出

2011-07-17 23:17:11 | 八重山2011夏
前回の記事の事件とは、台風による予定の変更でありました。わたしにとっては大事件!

屋良浜でのんびり読書を楽しんでいたら、西表でお世話になったガイドさんからメールが…。

「船が止まるかもしれないから、運行状況要チェックだよ。」

ありがとう、よごねぇ。港で聞いてみると、その可能性大。そうなれば、鳩間島からの移動手段はありません。宿の方も早速調べてくれて、同意見。キャンセルについても、快く了解してくれました。波が高いどころではなかったのです(^^;だらだら過ごした午前中が悔やまれます。



昼御飯を急いですませ、宿の手配やら帰り支度やらを手早くすませて、生き物観察へ。16:15の船に間に合うように猛ダッシュです。



立原浜に着いたときには、潮はすっかり引いていました。遠くに白波がたっているのが珊瑚礁の縁(リーフ)です。近くまで余裕で歩いていけそう。水深は深くてせいぜい膝下。







クモヒトデ、シャコの仲間(?)、キノコのような海藻。
時折、頭上をエリグロアジサシが威嚇しつつ飛んでいきます。
海の中にはカラフルな珊瑚たちも♪もちろん熱帯魚たちもたくさん泳いでいます。名前がわかったら楽しいのになあ…。



15:15。食堂前の美しい海をもう一度見ながら、かき氷タイム。

鳩間島には、縁があったのか、なかったのか…。予定外に短い滞在となりました。さらば、鳩間島!!

波が高い?

2011-07-17 19:37:52 | 八重山2011夏
鳩間中森を出て、ようやく海岸へ到着。

しかし明らかに波が高いです。すでに潮は引き始めているはずですが、満潮時に潮位が138cmあっただけあって、海岸際まで波が寄せているので、生き物観察は午後に延期

島1周道路を屋良浜を目指します。

写真はその途中の武家屋敷後。



黄色い花は、ネコノシタとかハマオグルマとか、そんな感じです。一面に咲いてきれいです。









再び生き物観察をしながら、のんびりと屋良浜へ。



砂浜が続く屋良浜の木陰で読書タイム。

そして事件(?)は起こった!

続く…

鳩間中森

2011-07-17 19:35:07 | 八重山2011夏
朝御飯を終えて、まずは灯台へ。



灯台は鳩間中森にあります。森といっても小高い丘です。



ここには「鳩間節」にも登場する久葉(クバ)の林があります
クバといえば、西表でかごを作るのに使った葉っぱ。あのときはすぐに作れましたが、材料を探そうと思うとなかなかいい葉がありません。季節とかあるのかな?ガイドさんに感謝です。



灯台の横にある物見台にあがればほぼ360°の眺望。





港が真下に見えます。



灯台見物を終え、島の真ん中あたりを縦断して海岸へ。ちょうど島の真ん中あたりでしょうか。亜熱帯の草原。







チョウや草花に気をとられなかなか先に進めません。虫など動く生き物は、ほとんどカメラに収まらないです。逃げ場が広大すぎます。最後の写真はツユクサと思われますが、横浜で見るものと違いますね。亜種かな?

鳩間の夜

2011-07-17 09:44:09 | 八重山2011夏
夕飯です。19:00ですが、まだ明るく日没前。生ビールが嬉しいです。

同宿のメンバーは5名。川崎から来た少し年上のご夫婦。毎年二人でいらっしゃっているという八重山のプロ。東京から来たという女性2人組のお一人も足しげく通っている様子。夕飯を食べながら、とりとめもない話をしているうちに、すっかり日も暮れました。

目の前に蠍座が光り始め、みんなで星を見に港の桟橋へ移動。
しかし、残念なことに月が高く上がってしまい、星は薄れてきました。



月への道を進む。光の道に人がたっているのがわかるでしょうか?
こんな遊びをしたり、寝っ転がって流れ星をさがしたり。

夏の星座は月の光で霞んでいましたが、春の大曲線をつなぐ星々はよ~く見えました。

集落からはゆんたくのにぎやかな声が聞こえてきます。ひっそりとしたこの島では、遠くの音までよく響きます。町明かりもなく、自販機の明かりが目に突き刺さるほど明るく感じられ…



今朝の風景。この15分ほど前の朝焼けがすばらしかったそうですが、寝坊(^^;



朝の光りに照らされた波打ち際もいいですね♪

今日は水着を着込み、海の生き物を観察してみようと思います。

島一周道路

2011-07-17 07:55:13 | 八重山2011夏
昨日は午後からいい感じで雲ってくれたので、自転車を借りて島を一周してきました。

一周と言っても本気で走れば20分もかからないのが鳩間島。



一周道路といっても舗装されていない道が延々続いているだけ。



ヤギが出没したり、メタリックなイシガキトカゲが道を横切ったり…。





しかし海の美しさ、静けさは格別です。

砂浜は少なく、潮が引くと歩いていて珊瑚を見ることができます。







足元でこんな生き物が観察し放題♪



港の近くには砂浜のビーチもあり、また違った美しさを演出。波の音を聞きながらぼんやり過ごすことができます。

島を1周して、出会った人はわずか数人。リーフの外でシュノーケルをしている人たちを入れても十数人でしょうか。

鳩間島はとにかく静かな島なのでした。