【八重山の動植物11】
ヤエヤマヒルギの胎生種子
ヒルギの仲間は「胎生種子」という種子を作ります。普通の樹木は受粉して種子を作り、それが地面に落ちてから発芽を始めますが、ヒルギは受粉後すぐに発生を始め、木にぶら下がっているうちに担根体(たんこんたい)という根の元になるものを長く伸ばします。
木にぶらさがっている長~い実のようなものが、胎生種子です。普通の種子を卵に例えるなら、胎生種子は赤ん坊に相当するといえます。
ヒルギを漢字で書くと「漂木」。この胎生種子が水面に浮かび漂っている様子からついた名前です。
西表島を覆うマングローブ林。マングローブとは種名でなく熱帯、亜熱帯地方の河口付近、気水域に広がる植物群落のこと。
ヤエヤマヒルギはその群落を構成する植物の1つです。西表島では、ほかにもオヒルギ、メヒルギ、ヒルギダマシ、マヤプシキなどのマングローブ植物が観察できます。
ヤエヤマヒルギの胎生種子
ヒルギの仲間は「胎生種子」という種子を作ります。普通の樹木は受粉して種子を作り、それが地面に落ちてから発芽を始めますが、ヒルギは受粉後すぐに発生を始め、木にぶら下がっているうちに担根体(たんこんたい)という根の元になるものを長く伸ばします。
木にぶらさがっている長~い実のようなものが、胎生種子です。普通の種子を卵に例えるなら、胎生種子は赤ん坊に相当するといえます。
ヒルギを漢字で書くと「漂木」。この胎生種子が水面に浮かび漂っている様子からついた名前です。
西表島を覆うマングローブ林。マングローブとは種名でなく熱帯、亜熱帯地方の河口付近、気水域に広がる植物群落のこと。
ヤエヤマヒルギはその群落を構成する植物の1つです。西表島では、ほかにもオヒルギ、メヒルギ、ヒルギダマシ、マヤプシキなどのマングローブ植物が観察できます。