YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

桐始結花

2011-07-24 17:32:46 | 身近な自然情報
昨日はニ十四節気の「大暑」。本日は七十二候でいう「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」。

夏もいちばん暑い時期です。桐の実がなったり、新芽ができたりする頃だそうです。

写真は桐ではなく、プラタナスの実。


イガイガがかわいいです。鈴がぶらさがっているようにも見えるので、スズカケノキともいいます。

暑い盛りですが、植物たちは、計画的に秋の準備、冬の準備を始めています。計画性のないわたしには頭があがりません。

八重山のチョウ

2011-07-24 09:45:59 | 八重山2011夏


【八重山の動植物4~8】

リュウキュウアサギマダラ
スジグロカバマダラ

八重山でよく見かけるマダラチョウ科のチョウ。派手な色とゆったりした飛び方は、目をひきます。なんでこんなに目立っているのかというと、体内に毒をもっているために、自分は食べれないということを外敵にアピールしているんだそうです。写真は撮れませんでしたが、日本最大の蝶、オオゴマダラも同じ仲間です。あの南国チックなふわふわとした飛び方には理由があったんですね。

ちなみどうやってに体内に毒を蓄積させるかというと、幼虫のときに毒のある植物を食草としているそうです。生まれつきではなく、植物を利用しているというところがおもしろいです。長い長い年月の中で、このような形質を手に入れた過程を思うと自然界の絶妙な成り立ちにただ、ただ感動。畏怖のようなものすら覚えます。



カラスアゲハ

全国的に見られる蝶ですが、地域差がかなりあります。最近はヤエヤマカラスアゲハと分類する動きもあるそうです。赤い斑が目をひきます。





キチョウの仲間とシロチョウの仲間。なかなかじっとしてくれないので、素人の私には判別できず(^^;

他にもツマベニチョウやスミナガシ、イシガケチョウなど本州ではお目にかかれないチョウたちに出会えました(*^^*)