鳥肌(原題:소름 ) 2001年 ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:ユン・ジョンチャン
出演:キム・ミョンミン、チャン・ジニョン
タクシー運転手のヨンヒョン(キム・ミョンミン)は取り壊し寸前のアパートの504号室に引っ越してくる。彼は同じアパートに住むコンビニでアルバイトをするソニョン(チャン・ジニョン)が気になる。ある日ソニョンが血だらけになって現れる、暴力をふるう夫を偶発的に殺してしまったのだ。そしてヨンヒョンは、505号室に住む作家のイ(キ・ジュボン)から504号室で起こった不気味な事件の数々を聞かされる。
興行的にいまひとつだったけど作品の評価は良かったとは聞いてましたが
びっくりです、ものすごく面白かった
映画とドラマって面白さが違うから
そういう意味では今までに見たキム・ミョンミンとは全然違う面白さでした
ミョンミンさんは役になりきるために実際に1ヶ月タクシー運転手の仕事をしたそうです
演じることに対するそういう姿勢は若い頃からだったのね
平凡さと異常さをあわせもつキャラクターを演じるために専門書で心理的な演技を研究し、5kgの減量をしてギリシャ彫刻のような身体を披露(お尻に見惚れました、キュッですキュッ、照)
おまけにちょっと(かなり、笑)色っぽいシーンもありです
主演二人の抑制の効いた確かな演技が素晴らしかった
ジニョンさんはたくさんの主演女優賞を取ったんですね
ミョンミンさんも第2回(2001)釜山映画評論家協会賞 新人男優賞を取ってます
最初はこれはホラーなのか、、と思いながらずっと観てました
どこに向かっていくのかまったく予測がつかなかったけど
ラスト数分でホラー映画だと納得
ドキドキしながら、えっ?えっ?って思いながら
下手すると映画が終わって、ゆっくり考えてから怖い~~~~って気がつく人もいるかも
私は怖さと同時に狂気を帯びたヨンヒョンが切なくて、息が詰まるような思いで観てました
殺人者を愛おしみながら怖がるって初体験(笑)
</object>
↓ここから先はネタバレ
徹底的なネタバレです
これから映画を観る人は絶対に絶対にネタバレは見ない方がいいと思います
30年前、504号室で殺されたのはヨンヒョンのお母さんで
置き去りにされたのはヨンヒョン自身だったってことですね
(お尻のヤケドのあとで納得)
お母さんの霊は長い時間をかけてヨンヒョンを自分の住んでいたアパートに呼び戻した
また一緒に暮らすために、、、(泣ける)
そして、ヨンヒョンが殺してしまったソンヨンは母を殺して駆け落ちした父の子供なわけで
要するにヨンヒョンとは腹違いの妹
きゃ~~~!
今映画を観終わったばかりなので、こうして考えをまとめてるだけでざわざわする~~
ヨンヒョンがソンヨンを殺したのは母親の霊がさせたと言えるの?
っていうか、ソンヨンの子供が死んだのもそうなの?
最後にヨンヒョンが古いアパートを見上げた時の顔が狂気の表情なのに
母親を見上げるような悲しい顔にも見えて
どうしようもない感情のなかで映画が終わったって感じです
こんなにドキドキしながら映画が終わったのは初めてだわ
最初の頃のヨンヒョンは世の中を諦めているというか、冷めた目で見ているような青年だったのに
終盤は不器用に母の愛を求めるようなところがあって
ソンヨンを殺す時も母に甘えるようなそぶりがあって、それが切なかったんだけど
その感情が映画の結末そのものだったことに、、、
いや~~~、おっとけ~~
こんなにこの映画を感動してる人って、もしかして私だけ??
DVDのパッケージの母親と赤ちゃんの手の意味がやっとわかったわ(ざわざわ~~~)
監督:ユン・ジョンチャン
出演:キム・ミョンミン、チャン・ジニョン
タクシー運転手のヨンヒョン(キム・ミョンミン)は取り壊し寸前のアパートの504号室に引っ越してくる。彼は同じアパートに住むコンビニでアルバイトをするソニョン(チャン・ジニョン)が気になる。ある日ソニョンが血だらけになって現れる、暴力をふるう夫を偶発的に殺してしまったのだ。そしてヨンヒョンは、505号室に住む作家のイ(キ・ジュボン)から504号室で起こった不気味な事件の数々を聞かされる。
興行的にいまひとつだったけど作品の評価は良かったとは聞いてましたが
びっくりです、ものすごく面白かった
映画とドラマって面白さが違うから
そういう意味では今までに見たキム・ミョンミンとは全然違う面白さでした
ミョンミンさんは役になりきるために実際に1ヶ月タクシー運転手の仕事をしたそうです
演じることに対するそういう姿勢は若い頃からだったのね
平凡さと異常さをあわせもつキャラクターを演じるために専門書で心理的な演技を研究し、5kgの減量をしてギリシャ彫刻のような身体を披露(お尻に見惚れました、キュッですキュッ、照)
おまけにちょっと(かなり、笑)色っぽいシーンもありです
主演二人の抑制の効いた確かな演技が素晴らしかった
ジニョンさんはたくさんの主演女優賞を取ったんですね
ミョンミンさんも第2回(2001)釜山映画評論家協会賞 新人男優賞を取ってます
最初はこれはホラーなのか、、と思いながらずっと観てました
どこに向かっていくのかまったく予測がつかなかったけど
ラスト数分でホラー映画だと納得
ドキドキしながら、えっ?えっ?って思いながら
下手すると映画が終わって、ゆっくり考えてから怖い~~~~って気がつく人もいるかも
私は怖さと同時に狂気を帯びたヨンヒョンが切なくて、息が詰まるような思いで観てました
殺人者を愛おしみながら怖がるって初体験(笑)
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↓ここから先はネタバレ
徹底的なネタバレです
これから映画を観る人は絶対に絶対にネタバレは見ない方がいいと思います
30年前、504号室で殺されたのはヨンヒョンのお母さんで
置き去りにされたのはヨンヒョン自身だったってことですね
(お尻のヤケドのあとで納得)
お母さんの霊は長い時間をかけてヨンヒョンを自分の住んでいたアパートに呼び戻した
また一緒に暮らすために、、、(泣ける)
そして、ヨンヒョンが殺してしまったソンヨンは母を殺して駆け落ちした父の子供なわけで
要するにヨンヒョンとは腹違いの妹
きゃ~~~!
今映画を観終わったばかりなので、こうして考えをまとめてるだけでざわざわする~~
ヨンヒョンがソンヨンを殺したのは母親の霊がさせたと言えるの?
っていうか、ソンヨンの子供が死んだのもそうなの?
最後にヨンヒョンが古いアパートを見上げた時の顔が狂気の表情なのに
母親を見上げるような悲しい顔にも見えて
どうしようもない感情のなかで映画が終わったって感じです
こんなにドキドキしながら映画が終わったのは初めてだわ
最初の頃のヨンヒョンは世の中を諦めているというか、冷めた目で見ているような青年だったのに
終盤は不器用に母の愛を求めるようなところがあって
ソンヨンを殺す時も母に甘えるようなそぶりがあって、それが切なかったんだけど
その感情が映画の結末そのものだったことに、、、
いや~~~、おっとけ~~
こんなにこの映画を感動してる人って、もしかして私だけ??
DVDのパッケージの母親と赤ちゃんの手の意味がやっとわかったわ(ざわざわ~~~)