きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

外事警察 その男に騙されるな

2012年06月08日 | 日本
外事警察 その男に騙されるな


2009年に放送されたNHKドラマ「外事警察」の劇場版
私は基本的に映画とドラマは別モンだと思ってるんですよね
そのせいか、ドラマ発の映画ってあまり興味ないんです
でも、そうじゃないんだなぁって今回思った
ドラマは未見だけど、見てなくても全然問題なし
緊迫感が半端ない!超~~~面白い映画だった!

公安の魔物・渡部篤郎、その部下の尾野真千子
利用されるヒロイン役の真木よう子とその夫のイム・ヒョンジュンとNISのキム・ガンウ
在日二世の天才科学者・徐(田中泯)
それぞれが交錯し、騙しあいながら舞台はソウルに移りクライマックスへ
複雑なストーリーなのにわかりやすく、スピーディーで全く飽きさせない

キム・ガンウは元々好きな俳優さんで、流石やねぇって印象です
私が注目したのはイム・ヒョンジュン
そんなに出演分量の多くない脇役の役者さんていうイメージの俳優さんだけど
目的のために日本人と結婚したスパイながら、実は家庭を守りたかった夫役が良かった
やっぱり死んじゃうのね、って思ったけど(笑)

国益とは何か、国を守るとはなにか
自分が本当に守りたいものはなにか
そんなこと考えながらドキドキで観てました

「その男に騙されるな」なんだけど
利用される真木よう子がいいんですよね
運命に翻弄されるヒロインのようなんだけど、実は強か
いつも思うけど肉感的な素敵な女優さんよね

ギリギリの緊張感で観てたんだけど
実は終盤になって、アレ?っていう感じだったんです
急に大味になって、緊張感がみるみる消える~~、、みたいな
もったいないなぁって思ってたんだけど
ラストのラストで、そうだったんだ、、って
良かったわ、納得で終わって(笑)



外事警察 その男に騙されるな  2012年  ☆☆☆☆☆
監督:堀切園健太郎
出演:渡部篤郎、真木よう子、キム・ガンウ、尾野真千子、田中泯

たやすくテロリストが潜入してしまう日本において、いつ発生してもおかしくない国際テロを未然に防ぐ対国際テロ捜査諜報部隊の警視庁公安外事課、通称・外事警察。日本に密入国するテロリストを取り締まるためなら、法を侵すぎりぎりまであらゆる手段を使い、時には民間人まで引きこみ、日本のCIAとも言われている。その中でも外事四課の住本(渡部篤郎)は“公安の魔物”と畏怖されている。朝鮮半島からの濃縮ウランの流出と軍事機密データの消失が相次いで起こり、日本での核テロが懸念される事態になる。外事四課は奥田正秀という男を工作員ではないかと睨み、その妻・果織(真木よう子)を協力者という名のスパイにするべく近づく。住本の徹底的な揺さぶりにより、果織は罪悪感を抱きつつ外事警察に協力することにする。その一方で、韓国諜報機関NISも潜入捜査官を日本に送り込んでいた。外事警察、NIS、テロリスト、協力者、それぞれの思惑が交錯する中、住本は最終手段に出る。