非常に評判がいいじゃないですか、コレ
みんなが絶賛してる
どんなもんかと、つい観に行ってしまいました
世界各国で長年ミュージカル公演として行われてきた
ヴィクトル・ユーゴー原作の「レ・ミゼラブル」
なるほどね
絶賛される理由は納得です
エンディングで拍手が起きた、という話を聞いたけど
そうかもねー
実際には起きなかったけど
一瞬拍手したい気分になりました
それはやっぱり映画とはいえ
ミュージカルだから
ミュージカルとしての作品性の高さはいわずもがなな話で
圧倒されます
曲もいいし
俳優さんたちの歌唱力が素晴らしくて
ミュージカル初心者の私も思わず惹きこまれる
後で知ったんだけど
凄いのはその場で歌っているということ
後で歌をレコーディングしてかぶせたのではないそうです
だから臨場感が凄いのね
舞台では視点が限られるから
役者のアップは見られないわけで
そういう足りない部分を映画なら全部補えるもんね
もちろん映像も迫力満点で
ミュージカルと映画の良いところを全部集めて楽しめるともいえる訳です
て、言うと
ほら、やっぱり私も絶賛してるみたいだなー(笑)
ミュージカルって台詞もぜーんぶ歌うのね
最初ビックリしてちょっと戸惑いました
当然ながらストーリ展開も全部ミュージカル風で
出逢った男女が突然恋に落ちて歌うわけです
映画を観に行った気分で観てるからね、私は
世界感が全然違うからなぁ
そこが馴染めるかどうかは分かれ目ですよね
楽しめたけど
感動するまでの気持ちの入り込みまではできなかったってのが正直なところ
でも
どうだった?って聞かれたら
間違いなく、素晴らしかったと答える
そういう作品でした
レ・ミゼラブル 2012年
監督:トム・フーパー
出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド
格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀のフランス。ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、パンを盗んだ罪で19年間投獄され、仮釈放されたものの生活に行き詰まり、再び盗みを働く。しかし、その罪を見逃し赦してくれた司教の慈悲に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、工場主として成功を収め、市長の地位に上り詰めたバルジャンだったが、警官のジャベール(ラッセル・クロウ)は彼を執拗に追いかけてくるのだった。そんな中、以前バルジャンの工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、バルジャンは彼女の幼い娘コゼットの未来を託される。ところがある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになり、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。だが、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発、バルジャンやコゼットも次第に激動の波に呑まれていく。