きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

魍魎の匣

2013年04月22日 | 日本
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原作は未読
出だしを観て、オドロオドロ系かと期待したけど
登場人物が多くてわかりにくい
堤真一、阿部寛、椎名桔平が交わす会話が長くてめんどくさい
こんなに豪華なメンバーなのにね

ひと言で言うと
肩もみしてもらってるのに、ことごとくツボが外れてて
もったいない!
せっかくの肩もみなのにーって気分、、、のような作品

匣に入った手足のない少女
猟奇的で怖いテーマなのに
交わされる会話がドタバタしててコミカルで
バランスがわからん

終戦後の時代背景が良く出てて映像が綺麗だった
匣の建物も面白くて
人間の人体を操作するという
魍魎な話を描くだけの準備は充分なのに
なんか残念だったなぁ

実は宮迫さんが見たくて選んだ作品だったんだけど
斜めに被った帽子がなかなかお似合いでした



魍魎の匣  2007年 
監督:原田眞人
出演:堤真一、阿部寛、椎名桔平、宮迫博之、田中麗奈、黒木瞳、柄本明
原作:京極夏彦

戦後間もない東京で、美少女連続殺人事件が発生。引退した元女優・陽子(黒木瞳)の娘も姿を消し、探偵の榎木津(阿部寛)が行方を追うことになる。一方、作家の関口(椎名桔平)と記者の敦子(田中麗奈)は、不幸をハコに閉じ込める教団に遭遇。榎木津、関口、敦子らはそれぞれの謎を胸に、京極堂(堤真一)の元へ集まってくる。

大木家のたのしい旅行

2013年04月22日 | 日本
新婚地獄篇ってことは
天国篇とかもあるのかな?
いやいや、銀婚式地獄篇とか←ウチだ
金婚式地獄篇とか(笑)

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面白かった
振り返ってはいけない地獄の一本道を歩いてる場面のシュールさに
大笑いしちゃいました

地獄に長く住んでると、黄色だった顔が青くなったり赤くなったり
赤くなると全部忘れて感情がコントロールできなくなるってくだりは
最初は何か深い意味があるのかなぁと思ったけど

結局のところ、そんなに深い話をしたいわけじゃないみたいで
単純に楽しいストーリだった

コメディではないんだけど
新婚なのに慣れ合った男女の
竹野内豊と水川あさみが交わす言葉が
なんかどこかくすぐるっていうか
竹野内豊のこういう役を初めて見たけど面白かった~

最初は地獄へ行った感じがすごくあったんだけど
考えてみたら普通に海外旅行だよね(笑)
だって、日本の常識と全く違うことは普通にあるし
そこは危ないから行かない方がいいっていう場所もあるし
意志が疎通できないって当然あるしね

「いつか私たちを生んでね」っていうのがすごく気になった
そこが感動ポイントになるのかと思ったけど
意外とそうでもなかったですね

なくなってた炊飯ジャーが地獄にあったエピソードが
どういう意味なのかさっぱりわかんないんだけど
最後に仲よく炊飯ジャーを買ってるってことは
これからの二人の暮らしを象徴してるのかな?

だいたい、何の迷いもなく地獄に旅行に行っちゃうこの夫婦っていったい、、
って話だもんね
ほのぼの
のんびり
ふふ、楽しかった~♪




大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇  2010年  ☆☆☆☆  
監督:本田隆一
出演:竹野内豊、水川あさみ、荒川良々、橋本愛

大木信義(竹野内豊)と妻の咲(水川あさみ)は新婚にもかかわらず、すでに倦怠(けんたい)期を迎えているような状態。新居に引っ越しをしてみたものの雰囲気が良くなることもなく、痴話げんかが絶えない2人は、ある日、近所のスーパーの怪しげな占い師(樹木希林)の勧めで、1泊2日の新婚“地獄”旅行(温泉付き)に行くことにする。

奇跡

2013年04月22日 | 日本
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「歩いても歩いても」で静かに感動したので是枝監督作品を観ることにしました
阿部寛、夏川結衣、樹木希林、原田芳雄
笑っちゃうくらいに「歩いても」メンバーが全員出てます(笑)
他にもいい俳優がたくさん出てるけど
主役は子供たち
まえだまえだの兄弟
この二人が上手かったねぇ

まるでドキュメント映画を観ているようで
昔観た「誰も知らない」に作風がより似ている

お兄ちゃんは2時間の間にちょっと大人びた気がする
弟クンもね
何にも知らなさそうでいて、本当はすべて見通してるんじゃ?って思っちゃう
とても自然体に演じてます

淡々と観ちゃいましたケド
最後感動しちゃった

奇跡は起きたのかな

でも、この子たちが生きている世界は
もうそれ自体が奇跡なんだとも言える

家族で一緒に暮らしたいから
桜島の噴火を願ったお兄ちゃんは
人類の平和を選んだんでしょ?

そして弟クンは、、

良い終わり方だったなぁ



奇跡  2011年
監督:是枝裕和
出演:前田航基、前田旺志郎、大塚寧々、オダギリジョー、夏川結衣

九州新幹線が全線開業の朝、博多から南下する“つばめ”と、鹿児島から北上する“さくら”、二つの新幹線の一番列車がすれ違う瞬間に奇跡が起きて願いが叶う。そんな噂を耳にした小学6年生の大迫航一(前田航基)は、離れて暮らす4年生の弟・木南龍之介(前田旺志郎)と共に奇跡を起こし、家族4人の絆を取り戻したいと願う。二人の両親は離婚し、航一は母・のぞみ(大塚寧々)と祖父・周吉(橋爪功)、祖母・秀子(樹木希林)と鹿児島で、龍之介は父・健次(オダギリジョー)と福岡で暮らしているのだ。兄弟は、友達や両親、周りの大人たちを巻き込んで、壮大で無謀な計画を立て始める。