きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ザ・タワー 超高層ビル大火災

2014年02月14日 | 韓国
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昔昔、「タワーリング・インフェルノ」は観ましたよ。
何年前なんだろ、怖かったわ。
高いビルには必要以外には行かないって誓ったもん。

最初にこの作品を知った時に、どうして今更「タワーリング・インフェルノ」みたいな映画なの?って、きっとみんな思ったよね。今でも思う(笑)

しかも舞台はツインタワーで、
火事の原因はヘリコプターがぶつかったことなんだけど
最後はビルが崩れるという、
なんかもー、9.11を彷彿とさせるいかにもな感じが
いいんですか?って戸惑うんですけど、、、ワタシ。
ヘリがぶつかっただけで、あんな悲惨なことになっちゃうもんだろか。

でも意外と楽しめたんですよね。
アトラクションを経験したような感じなのかなぁ、
高所恐怖症なのでひゃーひゃー言いながら観ました。

いいんですかね(どっかで後ろめたい)

だって、こんな悲惨なことになってるのに
どこか笑える要素は作ってるでしょ。
悲惨なのに、エンターテイメント的に見せようとしてる気がして、
不遜な気持ちを持ちつつ
楽しんでもいいんですね?って思う。
消防隊に赴任してきた新人が全裸で駆けつけるシーンって
そういうことでしょ。

ソル・ギョングとイェジンちゃんの共演作品だと思ってたけど違うのね。
ソル様が主役っていうにはちょっと存在感が薄い気もする。
どっちかというとソン・イェジンとキム・サンギョンが中心です。
 
アン・ソンギさんも出てたけど、すごい贅沢ね。
監督さん繋がりの友情出演でしょうか。
他にも出演した俳優さんがかなり豪華だった。

いろいろ言ってるけど、結果としては楽しんで観ました。
高い場所が大嫌いだから映画館で観なくて良かったかも、
スクリーンで観たら怖くてたまらなかったかもしれないです。



ザ・タワー 超高層ビル大火災(原題:??)  2012年  
監督:キム・ジフン
出演:ソル・ギョング、ソン・イェジン、キム・サンギョン、キム・イングォン、アン・ソンギ

ソウルの汝矣島にそびえ立つ、地上108階の高層ビル「タワースカイ」。クリスマスイブを同ビルで迎えようとする客に備えるフードモール・マネージャーのユニ(ソン・イェジン)は、思わぬ厨房のボヤ発生に驚き不十分な換気設備に不安を抱く。人々が上層階に集う中、タワースカイ会長(チャ・インピョ)はタワー周囲を旋回する10機のヘリコプターで粉雪を降らせる演出を敢行。だが、そのうちの1機が上昇気流の影響によりビル内部に激突、すぐさま爆発炎上を起こしてタワースカイを火炎地獄へと変貌させる。


陰日向に咲く

2014年02月14日 | 日本
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借金してもパチンコがやめられない青年
母親の過去を辿り人探しをする弁護士
ホームレスのモーゼ
妻を亡くし息子と絶縁状態のサラリーマン
売れない崖っぷちアイドル
アイドルおたくの青年

それぞれの群像劇が感動のラストに繋がります。
前半は関係性も見えないしテンポも今ひとつだったんだけど、後半は泣かされました。

借金取りに追われてるのにどうしてもパチンコがやめられない、
優しい子なのに何をやっても上手くやれない、、こういう子普通にいるもんなぁ。
岡田君はこういうダメダメな役も上手く演じてました。

どうしようもなくてオレオレ詐欺をしようとして偶然かけた電話に出た老女。
シンヤは老女の息子と思われる「健一」になりすますが
話しているうちに、亡くなった自分の母を思い出し、借金の事を言いだせない。
やがて、老女が亡くなった事を知り彼女を家を訪ねる。

母が亡くなったことからいまだに立ち直れないシンヤと
わが子を2歳で失い孤独に生きてきた老女(ジュピター)

オレオレ詐欺の電話で会話した二人だったけど
シンヤは母と、
ジュピターは息子の健一と
もう一度話すことができたんだよね。

陰日向に生きる人々。
どこにでもいる私たちの話、
みんな誰かと寄り添って繋がって生きてるんだよね。





陰日向に咲く 2008年
監督:平川雄一朗
出演:岡田准一、宮崎あおい、伊藤淳史、塚本高史、三浦友和、西田敏行
原作:劇団ひとり

観光バスの運転手シンヤ(岡田准一)は、ふとしたきっかけで浅草で寿子(宮崎あおい)と知り合う。寿子は35年前に浅草で芸人をやっていた母・鳴子(宮崎あおい・2役)の消息を追っていた。鳴子は売れない芸人の雷太(伊藤淳史)とコンビを組んで、ストリップの幕間に漫才をやっていたのだ。しかし雷太の行方はわからなかった。パチンコ依存症のシンヤは借金を重ねたあげくオレオレ詐欺に手を染める。