何度も言うけど←正式タイトルは「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」
ついデビクロくんって言っちゃうよね(正式タイトルが頭に入らず、笑)
12月の初旬に地元のユナイテッドシネマで鑑賞しました。
1か月遅れだけど、相葉ちゃん初主演の記念映画ですからね、レビュー残さずにはいられまい
、、ってことで、、、
相葉ちゃんは正確に言うとすでに一本撮ってますから主演映画。
デビュー前の1998年「新宿少年探偵団」、潤くんも出てるジャニーズ映画で堂々の主役張ってます。
⇒⇒ はぴるぴ別館レビュー「新宿少年探偵団」
これがまたみんな若くてね、学芸会レベルの演技力で、可愛くてたまんないの。
ストーリ展開もとんでもな感じなんだけど、なぜだか面白かった。やっぱり一生懸命するってことがなにより大事よね。そこが相葉ちゃんの相葉ちゃんたる所以だとも思うのです。
歌唱力がもって生まれた才能なように、私は演技力ももって生まれるものじゃないかと常々思っていて、だから上手な人は小さい頃から上手い。ニノがそうなように。
そう言う意味では相葉ちゃんは決して演技が上手い人ではないけれど、でも、上手くなったよね、、、ホント。
4人の男女の恋愛模様の話ではありますが、断然輝いてたのは安奈(榮倉奈々)とソヨン(ハン・ヒョジュ)で女性優位な映画でしたね。
幼なじみの光が好きなのに伝えられない、男勝りでさばさばしてて、お人好しな安奈に思い入れて見た人が多いんじゃないかしら。彼女の可愛らしさがこの映画の可愛らしさになってて、子役時代の二人がとっても雰囲気が似てて可愛かった。
ヒョジュちゃんは韓国人設定で韓国語を話す場面が多かったので不自然さが少なかったけれど、それでも日本語で演じるって本当に凄いことだと思うんですよね。
かつてチャンドンゴンが中村トオルと演じたアクション映画、動画でチラッと見ただけではありますが、名優なのに日本語のセリフがお気の毒に感じたことがあって、そりゃそうだと思う、母国語以外で演じるって大変なことだもん。
そう思うと、ヒョジュちゃんは実に上手に日本語で演じてました。想像以上に良かった。
透明感があって可愛くて綺麗な女優さんよねぇ。彼女の存在感じたいがとても魅力的でした。
居酒屋でソヨンが「マショヨー(呑みましょう)」って言ったのを光が「え?どこのマンション?」って聞いたのはアドリブなんだってね。あまりにもドンピシャなタイミングで笑っちゃいました。
斗真くんに関しては感謝しかありません。本当にありがとう。(なぜ私が言う←)
出演分量は少なかったけど難しい役だったと思うんですよね。あまり説明がされないままあの立場の役を演じられたのは斗真くんだからだとも思ったりするのです。
今や堂々の映画主演俳優なのに、相葉ちゃん初主演映画に共演してくれて、本当にいい奴です。次の斗真くんの映画は何があっても観に行くからね~♪
監督もインタビューで話されてたけど、光は優しくて純粋で、いつも先にごめんなさいって謝っちゃう人。
ちょっと現実感ないくらいの人の良さで、彼の心の闇の部分をデビクロくんが表現してる。
デビクロ通信に書かれてる言葉が詩的でなかなかうんちくがあっていいんですよ、それはすなわち光が抱えてる本音の部分でしょ。
そこが文字だけでさーっと終わっちゃうんじゃなくて何かの形で光が表現できたらもっとカッチョよかったなーとも思う。
この映画を観た人が全員が全員、相葉ちゃんらしい映画って評してるけど、本来相葉ちゃんの魅力って、パブリックな誰からも好かれる明るくて楽しくてっていうイメージとともに、絶対に見せないのに垣間見えるちょっと暗い部分がものすごい魅力だからね。
デビクロくんの登場部分をアニメだけじゃなくて、光が闇の部分として演じたらもっと面白くなったかもしれないって、一緒に映画鑑賞した映画友は原作を読んたので、観終った直後にそんな感想を言ってました。
と、長々と書きましたケド
すごくシンプルなストーリーで素直に楽しめる映画なんだけど、最後泣いてましたからね。
なんかわかんない泣けちゃうのよ。
クリスマスにカップルで絶対観に行きたい映画だったなー。(年明けちゃいましたケド)
MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年
監督:犬童一心
出演:相葉雅紀、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真
漫画家になりたいという願望を抱き続ける書店員の光(相葉雅紀)。デビクロくんは、優しくて気弱な光にだけ見える相棒。クリスマスイブ、光の幼なじみでオブジェ作家の卵の杏奈(榮倉奈々)、名の知れた照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)、光の同級生で売れっ子漫画家の北山(生田斗真)、そして光という片思い中の4人に、デビクロくんが奇跡をもたらす。