きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

国際市場で逢いましょう

2017年08月04日 | 韓国



フォレストガンプを思い出しちゃいました。
激動の時代の最前線にいつも主人公がいる。

でも、理由は家族のために金を稼ぐため。
それはお父さんとの約束を果たすため。
釜山のおばさんの『コップンの店』での再会を約束したから、
絶対に店も手放さなかった。

ともかくもー、これは泣くよね。
妹との再会の場面は泣いた。
涙腺決壊。
久々、、、疲れた~(泣き疲れ)

圧倒的に辛くてしんどい場面が多いんだけど、いつも一緒にいる幼なじみの相棒が
なんとっ!ダルス様☆
彼の存在がどれだけ明るく楽しい気持ちにさせてくれたか。

好きな歌手のことで奥さんと言い合いになってたけど、
ナム・ジン推しは朝鮮戦争の時に助けてもらったからなのね。
ユンホが突然登場したのでビックリして、命の危険の場面だったけど楽しかった。

アンドレ・キムも登場してた(笑)

そういうところで、実際は苦しい物語なのに、全体に重くなり過ぎないようになってます。

韓国映画らしい感動作品です。




国際市場で逢いましょう(原題:국제시장)  2014年  ☆☆☆☆☆
監督:ユン・ジェギュン
出演:ファン・ジョンミン、オ・ダルス、キム・ユンジン、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム

朝鮮戦争中、父親と末の妹と生き別れたドクス(ファン・ジョンミン)は、母親と2人のきょうだいと一緒に避難民として釜山で暮らすことに。まだ幼いながらも家長として家族を守ることを心に誓った彼は、自分のことは後回しにしていつも必死に働いてきた。その後、西ドイツの炭鉱で働き、ベトナム戦争に従軍するなど、ドクスは何度も命の危険にさらされる。

ルーム

2017年08月04日 | アメリカ・イギリス


☆1時間 58分☆
ひゅ~~~~!!パーフェクトです!

脱出の場面は緊張しました。
ドキドキしながらただ見守った。
一度も外の世界を見たことがない5歳のジャックが、
生まれて初めて空を見上げた瞬間の驚きと、切迫した場面が、
とてつもなく素晴らしかった!

この男の子にアカデミー主演賞を差し上げたいです。




ルームでの暮しを見せ、そこから脱出するまでの前半も良かったけど、
後半の、全く違う世界に来てからの戸惑いと悩みも、これまた素晴らしくて、
ともかくこの男の子に救われたよね。

しかし、あんなに大きくなったのに授乳してるってのがリアルだった、
二人だけの世界にいるとそうなるよね。

そして男の子が部屋に帰りたいと言った時、そうかもな、、と思いながらも戸惑った。
だって彼にとってあそこが自己を築いた原点の場所なんだもん。

いろんなことをいう人たちいますからね、
そもそも彼は誰の子かっていうとんでもない現実があるし。

悩み葛藤する母親の気持ちは充分理解できる。
でもお母さん、あなたは素晴らしい子を育てましたよ。

子どもの対応能力、可能性は素晴らしい。

だからそういう子をあの状況で育てたお母さんは立派よ(なんか2回同じこと言った、笑)





ルーム  2015年  ☆☆☆☆☆
監督:レニー・アブラハムソン
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ

施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と、母親ジョイ(ブリー・ラーソン)。彼女はオールド・ニック(ショーン・ブリジャース)によって7年間も監禁されており、そこで生まれ育った息子にとっては、小さな部屋こそが世界の全てだった。ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、そして自身の奪われた人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。

パーマネント野ばら

2017年08月04日 | 日本


『人間は二度死ぬ』

『どんな恋でもないよりまし』




そうだった、美容院は昔はパーマ屋やさんって呼んでて
髪をパーマネントするところだった。
『野ばら』のお母ちゃんのパーマネントは芸術の域だわ、見事です。

パーマネント屋さんに集う女性たちの逞しさが微笑ましい。

登場する男たちはおしなべてダメダメで、
それでも女たちは男に恋をして笑い飛ばして暮してる。
なおこの幼なじみもダメ男といろいろあってみんな結局ひとりになったけど、
仲間がいる地元は心強いよなぁなんて思いながら、
日々起きる平和な毎日を楽しんでおりました。

その中でひとり異質な、透明感のある優しいお母さんなおこ。
この町が嫌い、、と言いながら、地元の人たちに愛されてるじゃないって思ってたんだけど、

最後の最後に、えっ?   って。

そうやって言っちゃうのもネタバレになるような気がする。


吉田大八監督作品だからって理由で、
事前知識ゼロで観たのでホント良かった。
この作品はそうやって観ることをお薦めしたいです。




パーマネント野ばら  2010年  ☆☆☆☆
監督:吉田大八
出演:菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、夏木マリ、江口洋介

娘を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と母まさこ(夏木マリ)が営む町に一つの美容室「パーマネント野ばら」。町の女性たちは日々店に集ってはおしゃべりに興じ、恋にまつわるさまざまな悩みや人には言えない小さなうそを告白していた。一方、なおこは高校時代の恩師カシマ(江口洋介)と恋をしていたが、その恋にもある秘密が隠されていた。