きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ROMA/ローマ

2019年03月23日 | メキシコ
Netflix でしか観られないということで、ちょうどよい機会と思って加入して観てみました。
今は銀座シネスイッチと渋谷アップリンクでも上映してるのね。
(シネスイッチでマイ・ブックショップが観たい~)



1970年代のメキシコの中流家庭で働く家政婦の日常を描いた作品。

BGMは一切なし。
日常生活の音がBGM エンドロールも。
体感としては自分の子供の頃の日常を思い出しているようなたまらない懐かしさだった。
監督と年代も近いしね。

家政婦のくせに、、と捨て台詞と吐く男、最低でしたね。

でもあなたは家族の一員と抱きしめてくれる奥さんや子供たちとの繋がりがあって良かった。

車庫入れに笑っちゃったもんね、
奥さんのかなりぶっ飛んだ運転方法も。

カメラワークは急がない。
遠まわしでゆっくりゆっくり見せてくれるから、ゆったりと心情を思いやることができる。
モノクロなのに(だからこそ?)なんて綺麗な映像なんだうと思う。情緒がある。

日常を切り取ってるから特別なことが起きるわけではなく、
自分の日常もそう思いがちだけれど、
その時代、政治、暮らしている国、土地、すべてに関わりがあって、
終わってみたら壮大な日常があって、
何気ない日常がなにより特別なんだと思う。

映画館でじっくりと鑑賞してみたいと思いました。




ROMA/ローマ  2018年
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ヤリッツァ・アパリシオ、マリーナ・デ・タビラ

70年代初頭のメキシコシティ。医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で家政婦として働く若い女性クレオは子どもたちの世話や家事に追われる日々を送っていた。そんな中、クレオは同僚の恋人の従兄弟である青年フェルミンと恋に落ちる。一方、アントニオは長期の海外出張へ行くことになる。