きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

2019年03月30日 | 日本


今年一番初めに観た作品。

子供の頃から難病の筋ジストロフィーを患い、
誰かの手を借りないと暮らしていけないそんな状況で、
自立生活を送るということがどれだけ大変なことか。

ボランティアに任せるということは、親や家族に頼ることとは全然違う、
自分をさらけ出す覚悟がいるんじゃないかと思うんですよね。
どれだけの強い気持ちと意志が必要か、これが実話だということに驚きます。

夜中にバナナが食べたいと言い出す、わがまま放題に見える鹿野さんの覚悟も含めて、
大泉洋さんだからこそ演じられたんだろうなと思います。
ダイエットして役作りに頑張りましたよね。役者さんはすごい。

人工呼吸器をつけても話せるようになるあたり、ほんとに?って思ったけど、
辛い部分を描くことより、全体として「鹿野ボラ、ナメないで下さい!」という、
どんな状況でも夢や目標を持つことの必要が前向きに描かれていた。

因みに、8年ほど札幌の住んでたこともありまして、
鹿野くんの家はあのあたりかなぁとか、この病院は娘が住んでたところの近くだとか、
リアリティを感じながら観られたのでそれもとても楽しかった。




こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 2018年
監督:前田哲
出演:大泉洋、高畑充希、三浦春馬、萩原聖人、原田美枝子

北海道で医大に通う田中(三浦春馬)は、ボランティア活動を通じて体が不自由な鹿野(大泉洋)と出会う。鹿野は病院を出てボランティアを募り、両親の助けも借りて一風変わった自立生活をスタートさせる。ある日、新人ボランティアの美咲(高畑充希)に恋をした鹿野は、ラブレターの代筆を田中に頼む。ところが美咲は田中の恋人だった。

焼肉ドラゴン

2019年03月30日 | 日本


2018年6月公開
これも平成に観た映画は平成のうちに記録☆

国家に翻弄され、自分の力ではどうしようもない時代の流れのなかで必死に暮らした話。
肩寄せあって生きてきた家族が、それぞれに進む先が想像できるから、
なおのことラストは切なくて、せめてもの幸せを祈るばかりでした。
切ない。

長女への思いを秘めたまま次女と結婚する哲男の恋の話と、
学校でいじめられる息子の話と、
立ち退きの話と、
ちょっと分散しちゃった感はあるけれど、

井上真央は体当たりの演技で良かったな。

そして、何より素晴らしかったのは、名優キム・サンホ。
片言の日本語で感情豊かに演じてました。
あの夫婦には涙しました。


キム・サンホの映画で私が好きなのは 「楽しき人生」 ←レビューはこちら
彼はこの演技で青龍助演男優賞を受賞しました。




焼肉ドラゴン  2018年
監督:鄭義信
出演:真木よう子、大泉洋、井上真央、キム・サンホ、大谷亮平、桜庭ななみ

日本万国博覧会が開催された高度経済成長期の1970年、関西地方で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む龍吉(キム・サンホ)と妻・英順(イ・ジョンウン)は、娘3人と息子と共に暮らしていた。戦争で故郷と左腕を奪われながらも、前向きで人情味あふれる龍吉の周りには常に人が集まってくる。

検察側の罪人

2019年03月30日 | 日本


2018年8月公開
これも平成に観た映画は平成のうちに記録☆

相性ですかね。
昔見た原田監督の「魍魎の匣」のレビューで
せっかく豪華なメンバーなのに、肩もみしてもらってるのに、ことごとくツボが外れててもったいない!気分 と書いてて笑った~~。
「関ケ原」の時もちょっと感じたかも。

もうちょっとシンプルに、
正義とは何かっていうけど、最上のそれは正義ではないし絶対に間違ってる。
すっきりと沖野と対峙して終わってほしいし、
ラストの余韻は、余韻ではなく、ただただ謎ですっきりしなかった。

でも、全体としては面白て、
キムタクとニノの組み合わせは、それだけで新鮮で絵として楽しんで観ました。
木村君が悪い役っていうのもなかなかいいな。

悪役の酒向芳が不気味で最高です。
ニノの取り調べの迫真の演技も酒向芳だったから尚良かった気がします。
(助演男優賞おめでとー)



検察側の罪人  2018年
監督:原田眞人
出演:木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、平岳大、松重豊、酒向芳

東京地方検察庁刑事部に配属された検事の沖野啓一郎(二宮和也)は、有能で人望もある憧れのエリート検事・最上毅(木村拓哉)と同じ部署になり、懸命に仕事に取り組んでいた。あるとき、二人が担当することになった殺人事件の容疑者に、すでに時効が成立した事件の重要参考人・松倉重生が浮上する。その被害者を知っていた最上は、松倉に法の裁きを受けさせるべく執拗(しつよう)に追及するが、沖野は最上のやり方に疑問を抱き始める。

グリーンブック

2019年03月30日 | アメリカ・イギリス



良かったよー!って誰にでも薦めたくなる、
音楽があるっていうのも楽しさのひとつだし。
私はもともとロードムービーが好きなんですよ。
だからね、さらに楽しめました。

重いテーマなんだけど、きちんとエンターテイメントとして楽しめて、
要は人はどうあるべきかってシンプルに思えて希望を感じる。

旅の終わりが寂しくて、また旅を続けててほしくて、
それくらい二人で過ごした時間が心地良かった。

名残惜しい気持ちでエンドロールを見てたら、
あっ、そっか、これは実話だって最初に告知されてましたよね。
実際の二人のお写真が出てきて、
その後も二人は交友を続けていったんだと知って嬉しくなりました。

これは観る人を選ばないんじゃないですかね、品があって楽しかった。
たくさんの人に是非観てほしい作品でした。




グリーンブック(原題:GREEN BOOK)   2018年
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ

1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。

ういらぶ。

2019年03月30日 | 日本


2018年11月公開作品。
平成に観た映画は平成のうちに記録しておきましょう☆

ただただ平野紫燿くん目当てで観ました。はい、舞台挨拶付きで観たし(笑)
そういう意味では紫燿くんをひたすら堪能した正しきアイドル映画でございました。

ですけどねー、原作ありきなんだろうけど、
他の人にとられないように、お前はダメなヤツだと洗脳するってのは、いいんですかね。
ちょっと怖いですけど、
紫燿くんだから許すってか?  ←おーーーっい!!

その後、ドラマでブレイクした伊藤健太郎くん、私はこの作品でお初でした。
ちょっと気になる感じがあったのは流石です。



ういらぶ。  2018年
監督:佐藤祐市
出演:平野紫耀、桜井日奈子、玉城ティナ、磯村勇斗、伊藤健太郎

同じマンションに住む幼なじみで、高校では美男美女チームとして有名な凛(平野紫耀)、優羽(桜井日奈子)、暦(玉城ティナ)と蛍太(磯村勇斗)。凛は優羽に思いを寄せていることを悟られないよう彼女に対して冷たい態度を取ってしまい、凛のことを好きな優羽は彼の言動のせいで自信が持てずにいた。二人の様子を暦と蛍太が見守る中、凛のライバルとなる和真(伊藤健太郎)が現れる。