きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

2021年02月20日 | アメリカ・イギリス

Booksmart -本を読み知識はあるが世間知らずな様-



はい、完全アップデートされた青春映画と認知したうえで観ました。
高校を卒業するエイミーとモリーの卒業式前夜の物語。

いわゆる1軍・2軍・3軍のような学校生活で語られるヒエラルキーってなんなん、、ってばかばかしくなるくらいに自由で、それぞれが自己肯定して生きていこうよって世界。
いじめなんて、、ちょっと何言ってるのかわからない、、って感じよね。
トイレも男女で分かれてないのよ、もちろん人種も年齢もいろいろで、見た目や体形で判断はしない、金持ちだからってちやほやされない、LGBTQはそもそも問題にしない。

環境のリベラルさが素晴らしいですよ。
わかっているんだけど、改めてうん、なるほど、という気持ちになったのでした。

なんてお堅い話じゃなくて、みんなちょっと変で、下ネタ満載で、テンポいいし、ドタバタコメディ映画。

勉強ばかりしてきた二人は卒業パーティの会場を知らず(そもそも誘われてないからね)、迷いながらも苦労してたどり着くんだけど、そこだけでも珍道中。
やっと参加したパーティではそれぞれの好きな人と近づこうと頑張るけど、、、、
ちょっとね、圧倒され気味な感じで観ましたけれど、面白かった。

幻覚症状でバービー人形になったかのような時の感想が、女性に向けられる差別的な視線を面白おかしく表現してて笑っちゃいました。

エイミーとモリーのバディものでもあるのよね。
高校時代の友達って大事よね、ラストの明るい二人の関係性がとてもキュートなのでした。

悪い人が一人もいないってのが楽しい。
トリプルAって言われてるあだ名の意味、わかんなくて調べちゃった(笑)



ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(原題:BOOKSMART)  2019年 
監督:オリヴィア・ワイルド
出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン

親友同士で成績優秀な女子高生エイミー(ケイトリン・デヴァー)とモリー(ビーニー・フェルドスタイン)は、卒業式前日、遊び放題だったクラスメートがレベルの高い進路を決めていることを知って衝撃を受ける。二人は勉強一筋で青春を犠牲にしてきたことを後悔し、残り少ない学園生活を謳歌すべく卒業パーティーに繰り出すことを決意。そんな二人の波乱の一夜が幕を開ける。