きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ソナチネ

2010年10月21日 | 日本
ソナチネ  1993年
監督:北野武
出演:ビートたけし、寺島進 、村政信、大杉漣

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お初です、北野武監督作品
ファンの間で一番好きだっていう人が多そうだったのでこれを選びました

ヤクザ映画だしバイオレンス映画だとは思うんだけど
全然リアルに暴力的じゃないよね
バンバン打ち合ってるのに無表情でしょ?
その場に居合わせた人は普通恐怖で引きつって隠れるのにポカーンって見てる
脅しに乗らないおっさんをクレーンでぶら下げて、結局水死させるんだけど
なんだかちっちゃな子が平気でアリとか殺して笑ってるみたい

ヤクザの抗争の部分より沖縄で海の近くの隠れ家に逃げた後
退屈でみんなで遊んでる小学生みたいなおっさんたちが面白くて
紙相撲みたいなお相撲して
落とし穴掘って
花火(のようなもの)で打ち合いながら、喜んで発砲までしちゃって
おいおいおい、、(笑)

普通映画って起承転があって結末を迎えて納得して終わるんだけど
ヤクザの抗争がどーのこーのっていうストーリは一応あるんだけど
主人公が「死」に向かっていることが
村川がどーしてこうなったのかっていう説明には全然なってなくて
きっと彼はこうだったんだって、勝手に考えてっていう感じ?

セリフも棒読み、あれきっとわざとそういう言い方してるんだよね
動きも無くて紙芝居みたいな図
独特の間合いなんですよね
車が一本道をずーーっと走っていて、しばらくするとあっちから車がすーーっと走ってくる

でもなんか静かで綺麗な絵だよね

ビートたけしの人生とこの映画をシンクロしちゃうからみんないい映画って言うのかな~


組長からの命令により沖縄にある中松組の抗争の助っ人として舎弟たちと共に沖縄へと出向いた村川(ビートたけし)、しかし抗争は収まるどころかますます悪化する
事務所を爆破された村川たちは海岸沿いの空き家へと身を隠すことになる

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